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『おはようございます。みんな揃ってます?』
HS「揃ってます、けど...なに?このメンバー会議...」
SC「...まぁまぁ。社長、僕から説明しますね。」
『うん、お願いします。』
緊張してるのか、ソクミニはコーヒーを飲み干したようで
ストローでずるずる吸う音が会議室に響く
...
DK「っ!...てことは僕が広報部長!?」
JH「まぁ、そうなるわな〜」
DK「いやいや、僕ヒョンいないとまだ、」
HS「...分かりました。ジスヒョンと一緒なんでしょ?俺は大丈夫です。」
DK「っヒョン、ちょっと待ってよ、」
HS「ソクミナ、大丈夫だって、ヒョンたちもいるしほら、ミンギュ居るじゃん」
目を潤ませるソクミニは親と離れて不安な子どものようだ。
JH「ヤー、ソクミナ、お前ももう大人だろ?入社何年目だよ、スニョンイは大丈夫だし、お前も俺らがいるから大丈夫。」
MG「ジスヒョン、行っちゃうの...?俺だって、まだ何も、」
JS「僕が教えて来たこともう全部出来るでしょ?大丈夫だよ、なに泣きそうな顔してんの」
そう笑い飛ばす、オッパの顔は寂しそうにも悲しそうにも見えない。
強くて、当たり前だけど、凄く大人に見えた。
WN「まぁ、明日からとかそんな急な話じゃないし、とりあえず...引き継ぎはしておかな、」
DK「ヒョンたちと離れるってことでしょ!?そんなん無理だよ〜!」
WN「ヤー、ソクミナ、今ヒョンが、」
HS「...っ、う、うう..」
SC「泣くなって!」
我慢していたのか、急に大粒の涙を流し出したスニョンイを見て、ジフニとウォヌが顔見合わせて首を振るのがわかった
やっぱり、泣くか...
.
JH「とりあえず、まぁ。な。」
『うん...ね。』
SC「ジスはいいか?」
JS「え、あ、僕?僕は全然。仕事だし。」
会議を終え、4人だけが残った部屋で話していた
ジスオッパはやっぱり大人で割り切っている。
でもそれは、社長としては有難い話だけど、
彼女としての私の立場は、少しだけ、寂しい。
JH「...ま、あとはスニョンイとミンギュのサポートするしかないね」
SC「おう、そうだな〜。また飯行こう。とりあえず仕事戻るか」
『はい、そうしましょう。』
みんながそれぞれの部屋に戻り、自分も後に続いて部屋に戻った
デスクの椅子に座り、ぐるぐると椅子を回りながら考える
行っても、まぁ、3年ってところだ。
コンコンッ
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作者名:ナン | 作成日時:2023年9月5日 18時