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SC「あ、ウォヌや、ごめんな」
WN「うん、なにどうしたの」
JH「寝てた?」
WN「うん、めちゃくちゃ」
出社するから、とちゃんとスーツを着て会議室に入ってきたウォヌはいかに真面目かわかる。
『海外に店舗出すって話、いろんなところで話通してたら、そう遠くない未来だなぁって』
WN「あー、うん、そうだな」
SC「そこで、なんだけど海外部作んないといけなくてさ、大幅な人事異動があるじゃん?」
WN「そうだねぇ、...え、俺?」
JH「いや、ジスを海外店舗に行かせようかなって」
「あ〜」と考え込んで、ボールペンをカチカチ鳴らす音が部屋に響く
責任者の秘書として...、ん?いや、もっと重要なこと忘れてた
『海外店舗の責任者の秘書として移動させるにしろ、責任者として任せる人って誰にするんだっけ』
WN「うん、そこだよな」
男3人と私、4人でまた「うーん...」と頭を悩ませた。
店舗での経験がないとなると、また1から教えなくちゃならないし...
SC「チャニ...?」
JH「まだ早くない?」
WN「これから経験するにしろ...、んー。」
コンコンッ
私たち以外誰も出社していないはずなのに、
突然会議室のドアをノックする音が聞こえ、4人みんな顔を見合わせた。
SC「え...怖い怖い!!なに、誰か呼んだの!?」
『いや呼んでないって』
SC「はぁ!?じゃあ誰だよ、怖いってぇ!!」
JH「うるさいなぁもう...、どうぞー?」
WZ「...あ、ヒョンたちいたの?」
ガチャっとゆっくり開くドアの隙間からはジフニの顔が見えた
『...どうしたの、珍しい』
WZ「いや、提出する書類無くして、...何会議?ウォヌもいるし、」
JH「...まぁ座んなよ」
そうジョンハニオッパが隣の椅子を引いたところにちょこんとジフニは座った
何日も一緒に居たからか、会ってなかった期間が長く感じて、ジフニを久しぶりに見た気がした。
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作者名:ナン | 作成日時:2023年9月5日 18時