カハタレドキ 6 (ページ20)

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MH「...ヌナ、答え。出た？」

『うん、ちゃんと考えたよ。ジュニともちゃんと話せたし』

MH「うん、そんな感じする。表情がなんというか、ここに来た日に比べて凄く明るくなった。」

『本当に〜？？ふふ、ミョンホや、ありがとね。おかげでちゃんと向き合えたよ。』

　

　
ミョンホは、強い。
はっきりと濁さないで直球で言葉を投げてくれるし、
気付かせてもくれた。

ミョンホがあの日ああやって私に言ってくれなかったらきっとまだ、1人でモヤモヤさせて、迷ってたんだろうな。

　

　

　
MH「でも、ちゃんと考えたのはヌナだから僕は何もしてないよ」

『エーイ、素直にどういたしまして！でいいんだよ〜。ありがとうミョンホや』

MH「...どういたしまして。」

　

　

　
耳がじわじわ赤くなるミョンホが可愛くて思わず抱き締めてしまった

ジョンハニオッパの気持ちが分かってしまう自分もなんか嫌だな、

　

MH「あー！ヌナ！暑いってば！」

『あー〜可愛い弟よーーっ！』

　

SG「ちょっとーヌナ行くよー、はい、早く離して。ミョンホヒョン、行かない？」

MH「うん、行ってらっしゃい」

『じゃ、行ってきまーす』

　

　

　
部屋に戻ってきたスングァニに無理矢理ミョンホから剥がされ、スマートフォンと日焼け止めだけ持って、

海に向かった。

　
　
きっと、夕陽が沈んでいく瞬間を間近で見るあの場所には
何人もの笑い声で溢れているんだろう。