カハタレドキ 6 (ページ13)

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...

『ちょ、ミンギュや、重いってば、！』

MG「...いたい、ヌナ..」

VN「うっ...ヒョン...、うざい...」

　
　

　

　
どうしてもみんなでくっついて寝たかったのだろう。

お酒も入っていたからか、夜な夜なスンチョリオッパがホテルの従業員さんに頼み込んで、ベッドを繋げてくれて

5人くっついて寝た。

迷惑だっただろうな...

　
　

　
暑いし、重いし、寝相の悪いミンギュを横にしたのが間違いだった...

　

　

　

　

　
先に脱出し、それでもくっついて寝続ける4人を横目にプールサイドでオレンジジュースを飲んでいた

　
波の音と、青い空の下で朝から飲むオレンジジュースの美味しさを改めて知れた気がする。

　

　

こんな世界知らなかった

朝の気持ち良さも、仲間も、オレンジジュースの美味しさも
彼らが居なかったら、わたしはきっと永遠に知れなかったと思う

　

　
朝が苦手で、昼間に動き始めていた少し前の私に教えてあげたい。

こんなにも気持ち良くて素敵なものはないよって。

　

　

　

　

.

「お待たせしました。ごゆっくり。」

プールサイドの横のテーブルで5人揃って朝食を取った

　

MG「うっまぁ!!なにこれー！俺も作ろ」

SC「いやいや、こんなんここでしか作れないって」

WN「ここで食うから美味いんだよ」

VN「...。」

　

　
きっと喋らない時間なんてないんじゃないかな、と思うくらいひたすらずっと話し続けている

ハンソリは無言のグッドサインを私たちに見せていたけど。

　
　

　

　
SC「あ〜、言ってる間に俺らも帰国だよ...」

MG「帰って洗濯がめんどくさいんだよね」

WN「次の日仕事じゃないだけましだって」
　

『ハンソリは？仕事？』

VN「僕、余分に休み取ったからあと1週間くらいは休み」

MG「え〜いいなぁ〜。」

『わたし出社するよ、次の日には』

MG「ってことは俺が迎えに...ヌナ、いいじゃんもうちょっと休んでも...」

SC「仕事しろよ」

　

　
静かにできないのか？と誰かに言われそうなくらい
誰かがずっと喋り続けているおかげで、
いつまで経っても飽きないだろう。

　

　

　

　

『はぁ〜！美味しかった。ごちそうさまでした！』

SC「俺もうちょっと寝よーっと」

MG「もったいな〜。俺ジョンハニヒョンとこ遊びにいこーっと」

　
朝食を済まし、出かける準備をしに寝室へ戻った。