カハタレドキ 6 (ページ12)

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14人揃ってホテル内を歩くこの姿はよく目立つ。

人から私たちはどういう関係に見えるんだろう
そういうのって他から聞いたことはない。

何となく気になった。

　
　

　

　
下から風が吹いて、ドレスのスカートが少し捲れた

　

パッと反射的にスカートをおさえた

風で揺れるスカートも綺麗だな、と深緑のスカートを見てふと思った。

いつもとは違う自分のようで、映画の主人公の気分。

　

　

　

幸い、私は後ろの方を歩いていたから誰に見られることも無かった

　
というより、誰に見られても何とも思わないな。

　

　

　

JS「夜になるとやっぱり風が強くなるね、早く戻ろう」

HS「あ〜、もうこの休暇旅行も終わりが見えてきた...帰りたくない...」

DK「仕事したくない...」

SC「ここからめっちゃ忙しくなるぞぉ...」

JN「大変だねぇやっぱり経営って。」

JH「ジュナ、お前も事務所と会社の行き来で忙しくなるから他人事じゃないぞ〜」

MH「あーヒョン！そんなこと言わないでよ〜！」

　
　

　

　
ふわっと、私の好きな匂いがした

肩にかかったジャケットからだろう。

　

JS「海の近くは風が強いね」

『ふふ、ありがとオッパ』

　

　

　

彼の着ていたジャケットを肩にかけてくれ、
まだ暖かかったジャケットのおかげで身体も心も同じように暖かくなった。