カハタレドキ 6 (ページ2)

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SG「ん、貸して〜」

『じゃあお言葉に甘えて。』

　

　
日焼け止めクリームをスングァニに手渡すと、
塗ったことがあるのか手際が良かった

　
『スングァナ、手際いいね』

SG「あぁ、僕のヌナによく塗れってやらされてたから」

　

　

　
お姉さんのおかげで手際のいいスングァニに任せ、
目の前の大きな海で子どものようにはしゃいで遊ぶ大人たちを見ていた

　
バナナボートや、ジェットスキー、パラセーリング

思う存分遊んで、たまにこちらを見て手を振る彼らが可愛かった。

　
　

　

　

　
　

SG「ヌナ、答え出たんだって？」

『ふふ、どこから聞いたのよ』

SG「昨日ミンギュヒョンに夜遅くまで付き合わされたんだよ」

『そっかぁ〜』

　
　

　

　
昨夜は、ジョンハニオッパの部屋でみんなでご飯を食べて
私は先に戻って、ミンギュと同じベッドで寝る日だったけど、

確かに、ミンギュは私が起きてる時間に戻ってくることはなかった

　

　
　

　
　

　

『ミンギュ、強いよね』

SG「うん、ミンギュヒョンも、ジフニヒョンも。」

『あら、ジフニの気持ちにまで気付いてたわけ？やっぱり転職しなよ占い師かなんかに』

SG「いやいや...あんな分かりやすい男たちに気付かないヌナに問題があると思うよ僕は。...はい。できた〜!!」

『ｲﾀｯ.. ヤー、スングァナ！」
　

　
　
　
　

そう言って、背中をパンっと叩かれ綺麗な音が鳴った

　

　

　
SG「それでこそヌナだよ！僕たち13人に囲まれて幸せなお姫様のようなヌナには笑顔が1番似合うね。堂々としててよ！みんなが大好きなヌナなんだから。」

　
『そうだね、ありがとうね。』

　

　
　
弟たちにも気を遣わせてしまったと申し訳なく思う。

でもこうして直接、言葉にしてくれる人がいてありがたいとも思った。

　

　
SG「僕みたいにみんなに愛されるヌナで居てよね」

　
『...う、うん』

SG「...何その間」

『...いえ、何も。』

SG「...昨日泣いてたくせに」

『...それ言うかね？』

　
　
　

　

HS「スングァナー!!Aやー!!」

　

すでに太陽に日焼けした真っ赤な身体にピッタリの満面の笑みでスングァニと私を呼ぶスニョンイの声が聞こえた

SG「あのヒョン、やっぱり目が線だね。一本線」

『...眩しいだけだよたぶん。』

　

　