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『うん、ウォヌオッパ久しぶりだね。元気にしてたの?』
WN「元気だよ、相変わらず忙しくしてるけどな。ジフナとは会ってたんだけどな、ごめんなA 。 」
ちょっとだけ、
ほんの少しだけ。
懐かしい匂いがした。
でも、
すぐその匂いは新しい匂いで消されていく
JH「ウォヌや、俺、今仕事中なんだよ、早くドギョミのところに行っておいで、あいつうるさいから。」
少し甘くて、スパイシーな香り。
お店の匂いも混ざって、すごく上品な香りだ。
WN「ヒョンも相変わらずだね。」
クスクス笑いながらドギョムさんの方へと向かって行った
少しホッとした。
元気な姿を見て、
変わらない姿を見て、
私のそばを離れていく彼を見て。
JH「世間って狭いですよね、うちの店なんて特に、知ってる奴らしかいないから。..大丈夫?」
『っ.. 大丈夫ですよ、昔のことだし。少し懐かしいくらいですから。』
JH「ならよかったけど.. あっ、そうだちょっと待ってて」
鏡越しに目で追うと、カウンターで何かを探してる
JH「はいっ、手出して。」
手を出して、ぎゅっと握ってた手をあけると
ピンク色の飴が上から落ちてきた
JH「甘いもの食べてもう少し、待ってて。
あと少しで染め終わるから。寝ちゃダメだからね」
初めてお店に来て
初めて出会って
初めて優しさを貰った
全て、彼のように温かいものを。
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naaana425(プロフ) - お騒がせいたしました。申し訳ありません。 (2023年3月23日 12時) (レス) @page11 id: fbeb901bb4 (このIDを非表示/違反報告)
さくらねこ(プロフ) - オ.リ.フ.ラ 立っています。やめてください (2023年3月23日 5時) (レス) id: 3e43640b9a (このIDを非表示/違反報告)
莉詩奈(プロフ) - 失礼します。オ.リ.フ.ラ立っちゃってますよ!更新頑張ってください! (2023年3月22日 16時) (レス) id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナン | 作成日時:2023年3月17日 16時