33品目 ページ34
side Aｰ風呂にてｰ
ほんっと有り得ない…
なんで、あーもーホント全部に関してなんで？！
96｢いやぁ...柔らかかった…｣
ｼﾎ｢なんで無駄に胸に行くんやろーな｣
『もうその話はいいですから！！』
はい。揉まれました((
辛かったです。手付き厭らしかったです
96猫様に至ってはもう…もうっ…///
96｢志帆ちゃんのタトゥーはいつ見ても綺麗だねぇ｣
ｼﾎ｢せやろー腰やから夏とかへそ出し着たら見えるんよ｣
『仕事詰めでそんな服着ることないけどね…』
ｼﾎ｢気分や！気分！｣
まぁ、私はそういうものに対して偏見とか微塵もない
ピアスも染髪もタトゥーも、生活に支障をきたす訳じゃないんだ
96｢いやぁ…このほっそい腰に鳳凰ねぇ...うん、エ□い！｣
ｼﾎ｢噛み締めていうことやなかろ…w｣
『ふふっ』
センラ様もこういうのお好きなのかな…なんて思ってみる
実は絶賛反抗期だった頃にピアスを開けてたり…
まぁ、ピアスが見え隠れするのがお好きなようで良かったけど
…どう、なのかな...
ｼﾎ｢…Aはセンラさんの何が好きなん？｣
『え？センラ様の？…意地悪なのに優しかったり、
私なんかの心配して下さったり、料理を残さず食べて下さったり
何かあると一目散に教えてくれて、とても嬉しそうにされてたり…』
こう考えるととても大切にして頂けてるような気がする
センラ様にそんな気が無くても、私はそれら一つ一つがとても嬉しい
それに加えて不安もあるけど...それを言い出したらキリがない
96｢Aちゃんはラマンのこと、恋愛的に好きなん？｣
『ん、んー…どう、何でしょう...恋愛をした事がないので…』
わからない、と言うのが本音だったりする
私は幼い頃から、センラ様にお料理をお出しする為に産まれたと
育ってきた。だから、センラ様は私の存在意義のようで…
ｼﾎ｢なら、もしウチがセンラさんと付き合ったら？｣
『え…』
志帆が？センラ様と？
それは……
『…やだ...』
だって、志帆も料理できるし、綺麗だし、私以上に気が利くし
綺麗だし、頭いいし...
そうなったら、きっとセンラ様は志帆のご飯を食べるようになる…
……そう、なってしまったら...
私は、どうなるんだろう...
ｼﾎ｢…変な質問したな。でも、それでもし嫌って思うんやったら
それは立派な恋愛感情やと思うで｣
そう言って浴槽から出ていく志帆
"それに"と加えてこちらを振り返る
ｼﾎ｢ウチには今、好きな人おるしな｣
ニッと笑う志帆
その笑顔は、眩しかった
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Rey(プロフ) - この作品神ですね。とても面白いです！更新されているぶん全部読ませていただきました！キュンとするところもあれば、切なく感じるところもあり、それでいて面白いという。一目惚れしました←更新頑張ってください！待ってます！ (2017年12月10日 9時) (
レス) id: 71cc7404f6 (このIDを非表示/違反報告)
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