21品目 ページ22
side Aーキッチンにてー
『……あ、始まってた...こんばんわー』
[わこつー!]
[今日のメニューは?]
[始まってますよーw]
『えーっと、今日はですね...志麻さん宅の料理人さんと一緒に、7人分のパスタを作っていこうと思いますー』
シホ「はーい、皆さんこんばんわぁ」
次々と流れていく白いコメント
それに目を通しつつ、料理の準備をしていく
少し遠くには坂田様と戯れるセンラ様や、台本を読むうらたぬき様
仲良くじゃれあっている96猫様と志麻様が見える
シホ「センラさん家の料理人さんは今日事件巻き込まれたんやでー」
[え、事件て…]
[ホテルー劉優ーの?]
[怪我大丈夫なん?]
『大した怪我じゃないですよwホテル名は伏せさせて頂きますね
でも暫くは自宅待機って言われましたー』
シホ「アホか。ナイフ10cm弱刺さっとったろーが」
『料理人さん?!内緒にしてくださいよ!』
はぁ?という顔で私の方を見てくる志帆…
いやいやいや、言わなくて良くないですか?!
周りに被害なかったんですし?!良くないです?!
[10cm弱って結構じゃね?!]
[それって傷害事件…]
[入院は?]
『入院はしてないですよー』
シホ「センラさんと離とーないからなー」
『バァン))料理人さん?!』
シホ「へっw」
[料理人さん(志麻)笑い方w]
[(´・∀・`)ヘッ]
[ヘッwwwww]
コメントがw皆さん仲良しですねぇ...
さて、粗方準備は終わりましたのでそろそろ作っていきますか
『はい、では今回は四種類、かな?のパスタとサラダ、
スープ、ローストビーフを作ります』
シホ「三種類ですね。ミートソース、ナポリタン、カルボナーラ
この三つを作っていきますねー」
『…まず手順的に、ローストビーフを作ります!』
シホ「ウチの枠は野菜を切っていきますねー」
『予め炊飯器に水を入れ、温めておきます。
フライパンに油を引いて、牛肉の面を焼きます。』
次に...と言葉を続けたとき、ふと視線を感じた
何かと思って顔を上げると、センラ様が困った様子でこちらを見ていた
『どうかされましたか?センラ様』
セン「いや、さかちゃんがお菓子食べたいて言ってん」
サカ「だって今日何も食べてないんやもんー!お腹すいたー!」
『ダメですよー、お菓子食べたらご飯食べれなくなりますよ?』
サカ「食べる!全部食べるから!お願い!」
『うーん…((汗』
甘えた様な坂田様の表情は、とてもじゃないがNOとは言えなくて…
『じゃあ、少しだけですよ?』
甘やかしてしまうんです。はい…
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Rey(プロフ) - この作品神ですね。とても面白いです!更新されているぶん全部読ませていただきました!キュンとするところもあれば、切なく感じるところもあり、それでいて面白いという。一目惚れしました←更新頑張ってください!待ってます! (2017年12月10日 9時) (レス) id: 71cc7404f6 (このIDを非表示/違反報告)
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