18品目 ページ19
side うらたぬきー車内にてー
96「ほんでな!まーしぃが!」
シホ「兄ぃらしいですねwそう言えばこの間...」
……あいつのさっきの反応、なんなんだよ
-セン「お?w志帆さん満更でもないなさそうやねw」-
-シホ「煩いですチビたぬきとなんて有り得ないです」-
-ウラ「あ?!誰がチビだ。てめぇがでかいんだろ!」-
-シホ「ちっちゃくて損はあるけどでかくて損は無いですから〜」-
…いやいや、有り得ねぇな
てか俺がまずこんな奴ごめんだわ
口悪ぃし無駄にでかいし、変な事べらべら喋るし
そう思ったら大事なこと話さねぇし...
人の思考読んでばっかのくせに自分の事話さねぇ
狡いだろ
セン「ほーら、うらたんまた唇噛んどる。あきまへんよ?」
ウラ「…別に、どーってことない」
何の気なしに、どーでもいいツイートをする
_______________________
うらたぬき@浦島坂田船
皆、今日は一段と冷えるね!
身体冷やさないように暖かくするんだよ!
俺?俺はね、マフラーも手袋も持ってない( ˙-˙ )
誰か手作りのくれぇぇぇえええ!!!!!
_______________________
こんなもんか、と内心呆れながら送信を押す
それと同時に車内に腑抜けた音が響く
ヒヨン
…は?ヒヨン?ピコンじゃなくて?え???
96「あっははは!ww志帆ちゃんまだそれなんやねww」
シホ「他にいいのが無くて…
なにか無いです?職場でも笑われたんですよねw」
…いやいやいや。まさかな
たまたま偶然だよな。たまたま偶然同じタイミングで...
そーだよな。
セン「…うらたんどしたんです?眉間に皺寄ってますけど...」
シホ「将来そーゆー顔になりますよ。あ、もう遅いか...」
ウラ「おい志麻妹どーゆー意味だ?おん?」
シホ「常に眉間に皺が寄ってるってことですよー」
ウラ「皆まで言うな!」
ったく...嫌いなくせに一々突っかかってくんなよ
……んな事言ったら、俺もか...
あーもー!わっかんねぇ!なんなんだよ!
セン「なんや、悩んでますねぇwセンラでよかったら話聞きますよ?」
ウラ「別に、悩んでるわけじゃねぇよ」
セン「そーですか?
あ、そう言えば...Aはええ子にしてました?
自分も買い物行くーとか、自分だけで作れるーとか言ってません?」
シホ「言ってましたよー。」
セン「はぁ?ったく...」
困ったように笑うセンラ
でも、どことなく嬉しそうに見える
96「ねね!センラマンの惚気聞きたい!」
セン「えー?w長くなりますでー?wまずー…」
200人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rey(プロフ) - この作品神ですね。とても面白いです!更新されているぶん全部読ませていただきました!キュンとするところもあれば、切なく感じるところもあり、それでいて面白いという。一目惚れしました←更新頑張ってください!待ってます! (2017年12月10日 9時) (レス) id: 71cc7404f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ