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17品目 ページ18

side うらたぬきースーパーにてー

シホ「取り敢えずとうもろこしとトマトのホール缶、挽肉、ピーマン、生クリームと...」
ウラ「おい待て、ピーマンは何に使うんだ」
シホ「ん?ナポリタンに入れるんですよ?あ、ソーセージも...」

ナポリタン喰うのまーしぃだったよな
…あいつピーマン食うっけ...

シホ「心配せんでも、バレんように入れますよ。
仮にもお世話係やし、それ以前に妹ですから。
好き嫌いくらい分かってますよ。」
ウラ「おぅ...そうか」

なんか、頭ん中見透かされてるみてぇだ。気持ちわりぃ

シホ「チラッ))……」
ウラ「どうした?志麻妹」
シホ「…結局うらたさんは何食べるんです?」
ウラ「は?」

あぁ、そーいやーなんでもいいみたいな事言ったな…
飯作る側からしたらそれが1番困るとか言うのを聞いたことある
Aなら、ああ言っとけば適当に作ってくれるから
つい癖で言っちまった

シホ「は?って、晩飯要らんのです?
それならそれでウチらとしては大いに助かるんですが…」
ウラ「要らとは言ってねぇだろ。…俺もナポリタンでいいわ」
シホ「さいですか。…96猫さんは何食べますかね」

あ?96猫?
あぁ、途中まで一緒に来てたっけか。気付いたら消えてたけど((
あいつも何でも食う気がする...

ウラ「…お前らは何食うんだよ」
シホ「ウチらですか?Aはセンラさんと同じやと思いますよ」
ウラ「お前は?」
シホ「…ウチは、いらないですね。お腹すいてませんし」

目を逸らして再び店内を歩き始める志麻妹
何処と無く寂しそうで、悲しそうで...
なんて声をかけたら良いのか分からなくて、唇を噛んだ

「そんなんしたらまた血ぃでますでー」
ウラ「ビクッ))…センラ、来てたのか」
セン「皆と入れ違いなったみたいで…7人分の材料買って帰るん大変でしょう?センラ車出してますから4人で帰りましょー」
シホ「あ、センラさん。先程ぶりです。4人とは?」
セン「志帆ちゃんさっきぶりやんなぁ。センラの後ろに居るやろ?w」

センラの後ろ?
無駄にでかいそいつの後ろを覗き込むと、
満面の笑みでタピオカを啜る96猫の姿が目に飛び込んできた

シホ「あ、96猫さん。お久し振りです」
96「ひほひゃん!ひはひふひ!」
セン「もー96ちゃん口に入れたまま喋らんの」
96「ふぁい」

…子供と保護者かよ

セン「にしても2人、傍から見たらお似合いなカップルでしたでー」
ウラ「っ、は?ないない。有り得なぇよ、な?」
シホ「っ...////」


……は?

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Rey(プロフ) - この作品神ですね。とても面白いです!更新されているぶん全部読ませていただきました!キュンとするところもあれば、切なく感じるところもあり、それでいて面白いという。一目惚れしました←更新頑張ってください!待ってます! (2017年12月10日 9時) (レス) id: 71cc7404f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Dr.K | 作者ホームページ:htt  
作成日時:2017年11月16日 20時

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