伝えたい言葉2 (ページ32)

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story80 ページ32

大「そっか」

仕事が終わって家に帰って今日秀太と話したことを大輝に話した。

隠してるのも嫌だしもう大輝を不安にしたくなかった。

大「まあ気付いてたよ。Aが秀太さんのこと好きだったの」

『え？』

口にしたことがない秀太への想い。

大「気付いてないと思ったの？」

なんて笑っている。

大「俺がAに告白した時、忘れられない人がいるって言ったの、あれ秀太さんでしょ？秀太さんのこと支えたくてこの会社入ったって言ってたし」

コーヒーカップに入っているコーヒーを一口飲んで続ける。

大「多分俺強引だったよね、それでもいいから付き合ってほしいって。あの時めっちゃ困った顔してたね」

確かにあの時は断っても食い下がってくる大輝に困ってた。

これから仕事をしていく関係もあったし大輝の好きになってもらえるように努力するっていう言葉に甘えたところもある。

『めっちゃ強引だったよ。でもそのくらいグイグイだったから私も好きになったのかも』

そう言うと嬉しそうな顔。

大「俺の勝ちだね、好きにさせた」

ドヤ顔をしている。

『そうだね、私の負けだよ』

大「A」

大「俺と出会ってくれてありがとう」

そう言って私にキスをする。

ねえ大輝？

私とっても幸せだよ。

いつまでも心を掴んでいてくれてありがとう。

これからも2人一緒に歩んで行こうね。

終わり