伝えたい言葉2 (ページ25)

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taiki side

Aと分かれて自分の会議室に向かう。

気合いを入れる。

昨日のうちにメンバーのLINEには連絡を入れておいた。

大「俺明日マネージャークビにするかもしれない。ごめん」

本当はこんなことしたくないが大切な人に危害を与えるような人ともう一緒に仕事は出来ない。

徹「めんの守るべきものを守れ。それが俺たちの答えだ」

想「大輝くんは間違ってないよ」

颯「決めた道についてくよ、リーダー」

雄「大輝くんの大切なもの一緒に守らせて」

颯と雄大には直接話したわけではないけど多分わかってたんだろう、Aとのことも何があったのかも。

だから今日このストーカー問題に決着をつけようと思った。

ガチャッ

大「おはようございます」

部屋を見渡すとメンバーが全員揃っていた。

マ「おはようございます！工藤さん！」

人をあんな目に合わせておきながらよく普通にしてられるもんだ、人としてを疑う。

大「ちょっと聞きたいことがあるんだけどいい？」

みんなも黙って様子を伺っている。

マ「はい！なんですか？」

大「俺の彼女に俺と別れろって言ったって本当？」

一瞬顔が曇ったがその後笑顔で

マ「何言ってるんですかー？そんなこと言うわけないじゃないですかー」

あくまでしらばっくれるつもりのようだ、冷静に問い詰める。

大「嘘ついてるね？どっちみち君のことは信用出来ない。素直に言ってくれないならこっちもそれなりの対応取るよ」

黙ってた想太がしびれを切らしたようだ。

想「白状しろや！大輝くんに振られたからってAを脅して別れさせようなんて最低やで！」

大「想太、いいよ。そういうことだけどどうする？」

そうするとマネージャーは白状した。

Aが入社する前から俺のことが好きでマネージャーにAがついて面白くなかったのもあったしそんな時に俺と付き合ってるっていう噂を聞いた。

マネージャーだから供に行動してるだけだから噂だと思っていたがAAAのマネージャーになって自分がDa-iCEのマネージャーになってからも頻繁に俺といるところをどこかで見てそこで本当に付き合ってることを知ったと。

Aの行動を観察してたらちょうどストーカーにあってたからそいつと手を組んで嫌がらせをしようと企んだらしい。

颯「それ最低ですよね」

話を聞いていたメンバーが怖い顔をしている。