ひとつの幸運。 (ページ6)

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-ジョンハンside-

朝目覚めてリビングに行くと、スングァニがソファの前でぼーっと立ち尽くしている。

jh「お〜スングァナ、早いじゃん起きるの」

sg「ヒョン…ミンギュヒョン、上裸で寝てる…」

jh「いつもの事だろ」

まあ確かに…上裸のミンギュの逞しい腕の中で眠る彼女。

どう見てもカップルにしか見えない。

あまりにも俺たちがソファの上からじっと見つめているからか、彼女の目がゆっくりと開いた。

状況を把握するまで約10秒。

俺とスングァニの顔を交互に見ながらボーッとしていた彼女は、横で寝ていたミンギュを突き飛ばしてソファから飛び降りた。

mg「い…った…！」

『…ジョンハンさん！スングァンさん！』

jh「お〜俺たちのこと分かるんだ？よく眠れました？」

『すみません…！昨日の事あまり覚えてなくて…

でも何かやらかしましたよね…？本当にすみません…』

jh「大変でしたよ」

何度も申し訳なさそうに謝るから、ついついからかいたくなってそう言うと、顔を真っ青にしている。

sg「もうヒョン！なんでそういうこと言うの！」

jh「あはは。冗談冗談。

ミンギュも沢山話したいことあるみたいだし、ゆっくりしてって下さい」

俺たちは出る？ってスングァニと目線で会話していると

「聞かれたくないことでもないし、俺たちがお邪魔してるんだから気遣わないで」ってミンギュが言うから

結局リビングでみんなで朝食をとることになった。