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-ジョンハンside-
『お…お邪魔します…』
jh「はーい、どうぞ〜」
酔っ払ってはいるんだろうけど、何となく状況は理解出来ているようで。
リビングに着くなり、ガバッと女の子を抱き締めるミンギュ。
sg「…ミンギュヒョン、彼女なんていたっけ？」
jh「居ないと思うけど…」
mg「ねえ、俺がどれだけ心配したか分かってる！？
あんなメール残して、勝手に居なくなって！連絡も返してくれなくて…『ミンギュ…今日、疲れちゃった…』
相変わらず早口で捲し立てるミンギュの胸に寄りかかって、目を閉じた彼女。
mg「ん…？え？寝た？寝たの！？」
スングァニは何が何だかわかんないけどこの状況が面白いみたいで、大爆笑してる。
jh「とりあえず…お疲れなんだよ。
ソファに横にならせてあげな」
ミンギュが呆れながら抱えてソファに降ろし、俺は自分のベッドから毛布を1枚取ってきて彼女に掛けた。
sg「それで、彼女はどなたさん？」
mg「幼なじみ。俺が昔話してた人、覚えてる？」
あー、あの時の。
ミンギュが練習生の時、幼なじみと連絡が取れなくなったってかなりパニックになってたことを思い出した。
jh「あの時の子、この子の事だったんだね」
mg「うん…話したいこといっぱいあるのに」
しゅん、としながら彼女を見つめるミンギュは、ほんと犬みたい。
jh「とりあえず今日は寝かせてあげて、明日起きたら聞けばいいよ。
時間はたっぷりあるし。」
mg「うん…そうだね。
今日、俺もいるからここで寝かせてあげていい？」
jh「いいよー。ヒョンのベッド使いな」
mg「大丈夫。ソファで寝るから〜ありがとう」
そのあと、少し飲みながらお喋りして
シャワーを浴びたミンギュは、当たり前のように彼女の隣へ寝転がった。
sg「さすがにミンギュヒョンの体でそのソファは狭くない？」
mg「いいよ。落ちるとしても俺だし！
おやすみなさーい」
jh「おー、おやすみ」
幼なじみとはいっても男女なのに、こんな距離近いもの？
俺に女の子の幼なじみって居ないから分からないだけ？
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作者名：naah | 作成日時：2023年6月2日 9時
