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jh「そろそろ行こっか」




夜ご飯を食べ終えて、少し休憩して。

ジョンハンさんの運転でゆっくりとドライブが始まった。




『行きたいところあるんですか?』



jh「いやー。とりあえず車走らせてるけど…

久々に漢江の近く歩くのもありかも。どう?」



『いいですね!でも…外大丈夫ですか?』



jh「大丈夫。人気のないところ知ってるから」





車内は意外と静かにはならなくて、ジョンハンさんが色んな話をしてくれるから漢江までも一瞬に感じた。




Aちゃんは休みの日どう過ごすタイプ?


好きな食べ物は?行きたい場所は?



同じ屋根の下で暮らしていても意外と知らないことを、ジョンハンさんは聞いてくる。




『確かに私たち、お互い知らないことだらけでしたね』



jh「そうだよ〜。知りたいことはたくさんあるのに」




ジョンハンさんの興味が私に向いていることに驚きと、少し嬉しさを感じてしまった。




jh「これ…俺と同じデザイン?」




飲み物を飲むために手を伸ばすと、長袖が捲れてブレスレットが見える。



それを見たのであろうジョンハンさんは、目線を前と私の手元と行き来しながらそう聞いてきた。






『あ…オッパのブレスレットが可愛いって話したら作ってくれて…

ジョンハンさんと一緒になるって言うから断ったんですけど、なんか…すみません。お揃いは嫌ですよね?』



jh「なんで?嫌なわけないじゃん」



『…そうなんですか?』



jh「うん。俺は嬉しいよ」





嬉しいって…


あーもう。ジョンハンさんはこういうことをサラッと言っちゃうから、ほんと良くない。




jh「可愛いね。似合ってる」






片手でハンドルを回しながら、細くて綺麗な指が優しく私のブレスレットに触れる。





…私、なんかやっぱり変かも。




普段ミンギュにされても何とも思わないことを、ジョンハンさんにされると胸がキューっと苦しくなる。



触れられるところ一つ一つが熱を持って、意識がそっちに流されていく。





「ジョンハニが好きでしょ?」




オッパのあの一言が、頭の中で急に再生された。

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作者名:naah | 作成日時:2023年6月2日 9時

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