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js「ごめんね、わざわざ来てもらって。入って〜」
『こちらこそ本当にありがとうございます!お邪魔していいんですか?』
js「もちろん」
屋上で会うことは多くても、家には初めてお邪魔した。
js「同じ間取りでも家の雰囲気全然違うでしょ?」
『別のお家みたいですね」
js「だよね〜。ここ座ってて、珈琲用意するね。
これは家で二人と一緒に飲んで!」
『わざわざ本当にありがとうございます…また飲めると思ってなかったです』
家用の豆まで沢山いただいちゃって、本当にオッパにはいつも与えてもらってばかりだ。
『…オッパのブレスレット、可愛いですね』
カップにコーヒーを注いでるオッパの手元を見ていると、ふと目に入った。
js「こういうの好き?」
『好きです!ジョンハンさんも似たようなの付けてた気がする…』
js「よく知ってるね〜!ジョンハナにも作ってあげたんだ」
『オッパの手作りですか!?』
js「うん!趣味なんだよね。
ちょっと待ってて、今作ってあげる。」
『え…いいんですか?』
js「こういう感じだとそんなに時間かからないから待っててね。
…あ、ジョンハニとお揃いになるけどいい?」
『ジョンハンさんと…』
お揃い。そのワードに返事が出来なくなった私を見て、オッパがニコニコと微笑む。
『なんで笑うんですか』
js「んー、なんとなく?まあいいじゃん。お揃いでもね」
ジョンハンさん、嫌がらないかな…
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作者名:naah | 作成日時:2023年6月2日 9時