#小ネタ集 ページ47
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《撮影中に事故で唇が当たってしまったとき》
・西畑の場合
" もうちょっと寄って〜 "
大ちゃんとのツーショ撮影でカメラマンさんに顔を寄せるように指示された。
「もうちょっとこっちか……」
西畑「……わっ！」
「えっ？！」
思ったよりも大ちゃんもこっちに寄ってて唇が当たってしまった。
西畑「ごめん……」
「大ちゃんがこんな近いと思ってなくて、、私もごめん。」
ちょうどそのタイミングでスタッフさんも別の作業をしてたから誰も見てへんけど、心臓のバクバクは抑えられへんくて。
「……大ちゃん？」
西畑「今はあかん、顔赤いから……(笑)」
ゆでダコみたいに赤い大ちゃんの顔。
「私もドキドキしてる……(笑)」
西畑「これは内緒やな、」
「うん……」
それからは雑誌の撮影はしっかり距離を確認してからするようになった。(笑)
・道枝の場合
" 鼻先お互い当ててくださーい "
みっちーに完全に寄りかかる感じで背伸びをして鼻を当てる。
「うわっ！」
道枝「おっと……」
その日は慣れない高めのヒールを履いていたせいか体勢が崩れてみっちーが支えてくれると同時にふにっとした感触。
「ごめん、みっちー……」
道枝「いやAちゃんが無事なら、、あヒールが……」
バランスを崩した時に脱げてしまった靴はヒール部分が折れてしまってる。
「お衣装やのに、どうしよ……」
道枝「Aちゃんは、あそこ座っててください。ちょっと待ってて。」
みっちーは私の靴を脱がせてくれてどこかに行っちゃった。
みっちーの唇が当たったという現実が受け止めきれなくて無意識に唇を触ってしまう。
……これやったらなんか気にしてるみたいやん！！！
事故やから！！！！！
道枝「Aちゃん？替えの靴もらってきたし、はい。」
私が座る椅子の下に跪いて靴を履かせてくれる。
みっちーは白い衣装のせいでか王子様みたいでさっきよりもドキドキが増す。
道枝「はい、これでおっけ」
「ありがと……」
道枝「……さっきのことは気にしんといてください、Aちゃんに怪我無かってよかったです。」
少しだけいつもより口角が上がってるのは期待してもいいん……？(笑)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2020年2月15日 1時
