なにわ男子のなにわちゃん。 (ページ25)

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結局、Aを見たのは次の日の朝大吾と歩いてるとこやった。

藤原「……A」

「丈くん！おはよ！今から大ちゃんと一緒にじーこに会いに行くんやけどね一緒に行く？」

藤原「……いやいいわ。俺先大阪帰るし」

西畑「お、そうなん。じゃあ」

「丈くん大阪でな！」

なんも知らんと……

ーーー

" 昨日はありがとう。また東京来ることあったら寄って。 "

大ちゃんとじーことの待ち合わせの場所に向かう時に開いたメールにはそう書かれてた。

昨日あのあと克樹の家に行って2人でおった。

……まあそういう雰囲気にもなるわけで、お互い初めてじゃないってことで大人だからっていう理由。

こんなこと誰にも言われへんけど。

西畑「……次で降りるよー」

「はーい、なんか遠足みたいやな(笑)」

電車を降りて改札を出るとパッと見でわかるオシャレなやつやん！！！

「じーこ！！！！」

向井「おおっ！A～～～！」

西畑「康ちゃん、俺も」

向井「よおっ、大吾。」

久しぶりのじーこはなんにも変わってなくて大阪おった時と一緒。
私服はオシャレで帽子が好きで、

向井「相変わらずちっちゃいなあ」

「最近みんなにそれしか言われへんからもう嫌なんよ～～」

西畑「この間風雅と彪太郎にもいじられてたしな(笑)」

向井「そっか、風雅ももうでかなったんやもんなぁ

まあでも、Aはちっちゃい方がええで、かわいいから。」

「じーこからのかわいいは嬉しい！！！」

西畑「あのー、俺のこと忘れてません？完全に2人の世界入ってもうてますけどー……？」

「ごめん、大ちゃん！！」

向井「あっ、ちょっと電話いい？」

「はーい、あっちで待ってるな～」

大ちゃんとちょっとだけ離れたところで待ちながらじーこを見る。

すっごく楽しそうに喋ってる。彼女かな……？

私はじーこが東京に行くまで好きやった。

東京行ってもう会うことも少なくなるからって理由で諦めた。
好きやった時はリチャとか龍太くんに、相談乗ってもらっててんけど、結局想いは伝えられへんくて
なんならその間もじーこには彼女おったりして、めっちゃ病んだ時あったなあ(笑)

向井「お待たせーーー！あんな……」

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