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そのままメイク室を出ていった謙ちゃん。
藤原「恭平、流星呼んできて。これ隠してもらう。」
恭平「はい。」
恭平も退室。
しんとした空気の中丈くんとふたり。
……気まずい
藤原「……ちゃんと抵抗しなあかんで。それでなくても流されやすい性格やねんから。」
「ごめんなさい。」
藤原「他なんかされたか？全部言い。」
昨日あったことを全部話した。
藤原「長尾も調子乗りすぎたとこもあるけど、俺らはそこまでAのこと守ってやれへんかもしれん。今回みたいにな？やから嫌なことは嫌って言うようにするんやで？」
「はいっ、」
でも正直そんなに嫌やなかった。
いつもみたいに抱きつくみたいな感覚やから……
りゅちぇに事情を話しいつものテクニックで隠してもらった。
撮影は順調に終わったけど関係性は私のせいで少し拗れた。
大ちゃんとみっちー、和くんは気づいてへんふり、
恭平と丈くんはあからさまに怒ってる雰囲気で完全にいつもの調子が出ない謙ちゃんをりゅちぇが慰めてる。
全部全部私のせいや……。
藤原「お疲れぃ、」
恭平「お疲れ様」
長尾「僕もお先に失礼します。」
楽屋には大ちゃん、みっちー、りゅちぇ、和くんと私。
西畑「なんか空気悪かったな」
「私が悪いねん全部……」
道枝「まあ何となく昨日の夜になんかあったってことは分かりますけど。」
大橋「あの3人には内緒でさ、今からご飯行かへん？話した方がスッキリするやろ全員さ。」
流星「そうですね、じゃあ大橋くんの奢りで」
大橋「なんでやねん！！って言おうと思ったけど今日は奢るわ、リーダーとしてな。」
「ありがとう……みんな。」
荷物をまとめてメンバーでよく行くお店に向かった。
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2020年2月15日 1時
