# ページ13
.
.
いつも1人で少し寂しさを感じる大きなベッドも謙ちゃんがいれば寂しくない。
私が横向きに寝るのを抱きしめる謙ちゃん。
手をどうすればいいか分からへんから謙ちゃんの腕を包むように持った。
長尾「そんなんされたら我慢出来んくなる……」
「やめた方がいい？」
長尾「ううん、頑張るからそのままでいて。」
その体制にしたせいか余計体が密着して謙ちゃんの息が首筋にかかる。
「……やっぱもうちょっと離れよか。」
長尾「なんで？ええやん。」
「……擽ったいの、謙ちゃんの息かかるから」
長尾「そんな理由？(笑)ふーっ」
「……ひあっ、ちょっと！！！」
わざと息を吹きかけてくる。
「んねぇ、謙ちゃん……ひっ、」
長尾「……なにっ？ふーっ」
「……もうやめてっ、、」
長尾「ほんまかわいい、」
「かわいないよ……」
長尾「なぁ、もう息吹かへんから首にキスしていい？それで終わりにする。」
それはっ……！！！って思ったけどこのまま息をふきかけ続けられたら寝られへんし、明日は雑誌の撮影やし目の下にクマとか作ってられへん。
ずるい、確信犯や！！！
「……1回だけやで、」
長尾「ほんま？！ありがとう。じゃあ遠慮なく……」
さっきまで遠かった息も口から直接感じて、いいって言ったことをすぐに後悔した。
ﾁｭｯ
あんなかわいい顔してそんなリップ音鳴らすなんてどこで覚えてきたん？！お姉さん心配なるわ！！
長尾「満足……♡おやすみA。」
「おっおやすみ……」
逆に火照って寝られへんくなったわ！！！
もう、明日どうしよ……
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 279人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆ | 作成日時：2020年2月15日 1時
