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船上貸し切りレストランで夕食を食べて、先生が日焼けして黒くなった皮から脱皮して奥の手を自分から消費した後
私達は水上パーティールームに集まっていた
「楽しい暗殺」
「まずは映画鑑賞から始めようぜ」
ということで、みんなで三村君達が作った動画を見ていた
後ろではみんなが頻繁に出入りして人数を把握させないようにしている
「まずはご覧いただこう。我々の担任の恥ずべき姿を」
そして始まった精神攻撃
「すべてこのタコが1人で集めたエ ロ本である」
というか先生、なんちゅー格好でなんちゅーの読んでるの?馬鹿じゃん
「お次はこれだ。女子限定のケーキバイキングに並ぶ巨影。誰あろう、奴である」
あ、この情報提供したの私ね
カエデと一緒に行ったときに見つけたんだよね
一時間の精神攻撃が終わった後
私は陸の方でカエデと準備を始めていた
そして
合図である発砲音が響き、会場の壁がなくなった
「いくよ、杏梨!」
『オッケー!』
フライボードの水で作った壁の隙間から先生が逃げないようにホースで水をかける
本当は水中から応戦したかったけど…泳げないから…うん
しばらく水をかけていると閃光と共に爆音が響いた
『うわ!』
水しぶきがかかって前が見えない
目をつぶって視界が晴れるのを待った
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作者名:夜矢梓月 | 作成日時:2022年4月25日 17時