妹は暗殺者【暗殺教室】 (ページ18)

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『え、うそ。めっちゃいい』
「ならよかった」

鏡を見て感心していると渚はブラシやヘアピンをかたずけ始めた

いつも思うけど、渚は生まれてくる性別を間違えたのではないか？

男女の一卵性の双子自体結構珍しいし…

「…？どうかした？」
『あ、ううん。何でもないよ』
「まさか、僕が生まれてくる性別間違えたとか思ってないよね？」

『…ない』
「何その間」

私は部屋を出た

『だから何でもないって、「お姉ちゃん」』

「なっ…！」

顔を真っ赤にした渚はそのまま追いかけてきた

「僕は男子だよ！お姉ちゃんじゃない！」
『えぇ～そうだっけ？』
「杏梨？」
『すみませんごめんなさいうそですゆるしてくださいお兄様』

久しぶりに兄妹だけで過ごした時間はとても楽しかった

でも、お兄ちゃんは知らない

私が今まで何をしてきて、どうやって生きてきたのか