彼は只者じゃない壱 [ハイキュー][文スト]

おこ ページ27

木兎side









『………太宰さん。何か言う事は？』









「え一と……御免なさい？」









『何故疑問形なんですかね。』









「ちょ、タンマ！御免なさい！本当に御免なさい！だからその拳仕舞おう！？ね！！」









こんなにも怒ってるA初めて見たな一。中学から一緒だけど。









『清水さん。本当にすみませんでした……僕の知り合いが失礼な事を……。』









そう言ってAは包帯ぐるぐる男の頭をガシッと掴みながら頭を下げて謝る。この状況で言うのもあれだけどおもしれー光景だな！！←









「う、うん。もう大丈夫だから頭上げて？」









『有難う御座います。………ほら、太宰さんも謝って。』









「えっと一、怖がらせて御免ね？」









『もっとしっかりした謝罪をする！』









「痛い！」









……皆あか一しの事お母さんって言うけど実はAが1番お母さんっぽいんじゃないかって思った。こんな事言ったら怒られるから口が裂けても言わないけど！

理由→←不審者の正体

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