彼は只者じゃない壱 [ハイキュー][文スト]

異能力者 ページ32

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「ふっ、……面白い子達だと思ってたけど……っ、ここまでとは……っ。」









声を抑えながら控えめに笑う太宰さん。キモイ←









「な一んだよA！早く言えよな一！」









『おわっ。』









太宰さんを冷たい目で見ていたらぼっくんに肩を組まれた。









「そ一だぞ！探偵社に所属してんなんてすげーじゃねぇか！」









ぼっくんだけじゃなく、木葉君や小見君、他にも梟谷の皆が僕の周りに集まってきた。ちょ、髪掻き回さないで乱れる！









『………気味悪いって思わないの？しかも今までずっと黙ってた…いや、騙してたんだよ？怒らないの？』









僕がそう言うとキョトンとした表情をする。









「………Aって頭良いのに時々馬鹿だよな。」









「それな〜。」









『んな！』









なんで馬鹿呼ばわりされなきゃならんのさ！









「異能力者ってかっけーじゃん！その力使って沢山の人救ってんだろ？何も気味悪くない！」









『！！』









「ただ言うならばその事を俺達に言ってくれなかったのが悲しかったですね。」









『うっ……。』









だって言いづらいじゃん……。









「てか今までど一やって探偵社の仕事やってたんだ！？」









『え？部活終わった後。たまに重要な任務だったら部活早退してたけど。』









「は！？部活終わった後！？今までずっと！？」









『う、うん。』









そう言うと梟谷の皆は勿論、ぼっくんでさえ溜め息をついた。……なんかぼっくんに溜め息つかれると悔しいんだが。









「だったら尚更なんで言わなかった！！部活終わった後とか疲れてんだろ！？」









『そうだけど……皆と排球(バレー)したいから。1分1秒無駄にしたくなくて。』









そう言うと今度は皆して手で顔を覆いだした。忙しいね君達(呑気)。

キラキラした瞳→←予想外

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