異能少女、学校通うってよ4【文スト】【歌い手】

126話 過去編 ページ1

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A 「ポ一トマフィア……！？」



流石の私でも分かった。マフィアとは一体どんな存在なのかをな。



＿＿＿ポ一トマフィア。港湾都市横浜を縄張りにする凶悪マフィア。数十を超える傘下の団体を抱え、保護した企業や商店からの上納金、買い付けた密輸商品での非合法商売、麻薬売買や闇カジノなどを財源に街を闇から取り仕切っている。政府の一部にも触手伸ばしており、軍系も迂闊に手を出せない組織。



太宰 「あ、因みに私最年少幹部なのだよ〜」



織田 「おい太宰。怖がらせる様な発言はよせ……」



……？あぁ、太宰は実は元はマフィアの人間だったんだ。普通に人を殺．してたぞ。



A 「……なん、で、マフィアの人が、僕を助けたんですか……？異能力目当てですか……？」



太宰 「……ん？君、異能力者なのかい？」



A 「あ……」



しまった。この人達が異能力者じゃなかったらきっとまた化け物扱いしてくる。そんな風に思った。……だが、予想してない事を言われた。



太宰 「実は私達も異能力者なのだよ！君はどん異能なんだい？見せてくれ給え！！」



A 「え、えっと……」



織田 「おい、怯えてるだろ。今じゃなくて後で見せてもらったらどうだ」



太宰 「ちぇ〜見たかったのに〜」



……この人達は私と同類の人間なのか。そう思うと私は何処か安心していた。

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