異能少女、学校通うってよ3【文スト】【歌い手】

93話 ページ9

NOside



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ここは東京にある警察署の奥の奥にある＿＿＿刑事施設。



警察 「はぁ……見回り面倒くさ……」



1人の警察官が異変がないか見回りに来ている。コツコツと鳴る靴の音と被告人の呻き声が響く。



？ 「オイあんた、ちょっといいか」



警察官 「ん？なんだ」



？ 「新聞を持ってきてくれ」



警察官 「……もうすぐ死刑されるのに読む必要あるのか」



？ 「いいから持ってこい」



警察官 「はぁ……たく、待ってろ」



.....................................



警察官 「ほらよ、持ってきたぞ」



警察官が新聞を渡すと凄い勢いでパラパラと捲り始めた。



？ 「…………！！」



？が見つめている記事はついこの間、東京の金持ち学校の立て篭り事件についての記事だ。そこにはでかでかと大人っぽい少女と包帯が全身に巻かれている男と白髪の少年が載っていた。



？ 「………は、はははは！！！」



男は急に高笑いし始めた。



？ 「………なんだ、まだ生きていたのか。随分と綺麗に育ってるじゃねぇか」



警察官 「おい、そろそろ返せ」



？ 「もう少し待て」



男はなにかよからぬ事を考えてる様な顔をしている。



？ 「お前は人間の皮をかぶった化け物なんだから人間らしく生きちゃいけねえんだよ。また俺が教えてやらねえとなァ………なぁ、A」

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