異能少女、学校通うってよ3【文スト】【歌い手】

91話 ページ7

Aside



次の日、私は正直学校に行きたくなかった。だってなんて言われるか分からないから。昨日あの後敦の異能についても話した。それでも皆の態度は変わらなかった。そらるさん達はお人好し過ぎる気がする。まぁ良いんだけども。……だが、他の生徒はどんな反応をするのか分からない。だから……怖い。



相川 「Aちゃん……暗いけど大丈夫？」



A 「……大丈夫ではないです」



だってめっちゃ見られてるんだぞ。私の異能の姿を見たから白い目で見てるんだろうな。



折原 「大丈夫ですよ。きっと皆も受け入れてくれま……」



坂田 「？センラどうかした……ん……」



センラさんと坂田君が途中から言葉を失った。なにがあるんだ……って



A 「なんじゃこりゃ……」



私の下駄箱に溢れんばかりの手紙が入っている。え、なに脅迫状でも入ってんのか？←



黒木 「これって全部……」



坂田 「ファンレター……？」



A 「いやなんでファンレターなんかが入ってるんですか……」



折原 「でもAちゃん。周り見てみ」



センラさんに促されて見てみると私の方を見て何やらコソコソと頬を紅くしながら話している人が沢山いる。



相川 「多分皆Aちゃんの異能を見て綺麗過ぎてファンになったんじゃない？」



A 「ええぇぇ……」



坂田 「良かったやん！皆Aちゃんの事を化け物扱いしてないってことやで！」



いやまぁ嬉しいっちゃ嬉しいけど……紙が勿体ないじゃねぇか←

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