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100話 過去編 ページ25

※太宰が語り手になってます



太宰side



それじゃあAちゃんがいる所に向かいながら話そうか。



Aちゃんはね、至ってごく普通の幸せな家庭で生まれた子だったんだよ。君達と何ら変わらないね。唯一違うと言ったらまだ幼いのに漢字が大好きで、5歳の時には殆どの漢字を覚えていたのだよ。その時からAちゃんは天才だったんだ。



A 「……ママ!みてみて!このかんじかけたしよめたよ!!すごいでしょ!!」



母 「まぁ凄い!パパ、やっぱりAは凄い子ね!」



父 「あぁ、そうだな。将来が楽しみだよ」



A 「えへへ一」



家族で出かけたり、一緒に寝たり……本当に仲が良かった。あんな事が無ければこの関係が崩れることは無かった。



歯車が壊れ始めたのはAちゃんが6歳の時。



A 「ふんふんふ一ん。きょうはママとおでかけ!どのふくにしようかな……え……?」



Aちゃんは鏡に映った自分の姿に驚きが隠せなかった。だって髪の色は銀色になっているし長さも違う。それに……頭から角が生えていたんだから。



A 「な、なにこれ……なんでボク、こんなすがたになってるの……?」



母 「A一?用意は出来た?……え……何、その姿……」



A 「ママ!!かがみをみたらこのすがたになってて……ボクどうしてこんなすがたしてるのかわからないよ!!」



Aちゃんのお母さんは驚いたものの、化け物扱いはしず、寧ろAちゃんを落ち着かせようとした。



母 「大丈夫、大丈夫よ。落ち着いて。泣かなくてもいいからね」



A 「ママぁ……」



Aちゃんのお母さんは本当にいい人だと思う。但し問題は父親だった。



_____



うおおおお!!100話もいくなんて思ってなかった!!この小説を読んでくださる読者の皆さん、ありがとうございます!!多分この小説、思ってるよりも長くなると思うので最後まで着いてきて下さると嬉しいです!!

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ハルハノ(プロフ) - 誤字りました……恐れ多い気がします、です! (2019年8月7日 22時) (レス) id: 47a219c5c9 (このIDを非表示/違反報告)
ハルハノ(プロフ) - 調べてみましたが……凄い方ですね……コラボなんて気がします……((( ˙-˙ ))) (2019年8月7日 22時) (レス) id: 47a219c5c9 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの葉っぱ(プロフ) - もこすけっていう方です! (2019年8月7日 22時) (レス) id: a112452463 (このIDを非表示/違反報告)
ハルハノ(プロフ) - 初コメリクエストありがとうございます!コラボですか……いいですね……その小説は誰が書いてますか? (2019年8月7日 17時) (レス) id: 7062f46b1f (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの葉っぱ(プロフ) - 初コメリクエスト失礼します。この世界で生きるのは不可能という結論が出ましたって言う文ストの占ツク作品とコラボして欲しいです!無理だったらすみません!これからも応援してます! (2019年8月7日 2時) (レス) id: a112452463 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハルハノ | 作成日時:2019年7月6日 22時

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