異能少女、学校通うってよ3【文スト】【歌い手】

リクエスト 取り合い ページ20

Aside



太宰 「はぁ……な一んで蛞蝓なんかと仕事しなきゃいけないのさ…」



中也 「それはこっちのセリフだ青鯖」



私はなんで旧双黒の2人と仕事をしなければいけなくなったのか。それは1時間前＿＿＿



＿＿1時間前＿＿



A 「はぁ……暇……探偵社の依頼来ないかな……って、国木田さんから電話だ」



A 「はい、市原です」



国木田 『……A、ビックリしないで聞いて欲しい』



A 「？分かりました……で、なんですか？」



国木田 『……太宰とマフィアの幹部……中原中也ととある依頼をして欲しい』



A 「え……なんでですか……？」



国木田 『前、1度組合(ギルド)を倒す為に太宰と中原が協力しただろう。2人は仲が悪いが協力すれば最強＿＿いや、最凶と行っても過言ではないだろう。今回の依頼は結構大変なんだ。今はマフィアとは停戦協定を組んでるし大丈夫だろうと思ってな』



A 「……成程、それで2人のストッパ一を私にして欲しい、と」



国木田 『あぁ、きっと2人だけだと危ないだろうからな』



A 「……分かりました。引き受けます」



国木田 『あぁ、頼む』



＿＿＿＿



と、言う訳だ。



太宰 「まぁこんなチビどうでもいいや。Aちゃん、どんな依頼なんだい？」



中也 「チビって言うなこの社会不適合者！！」



はぁ……五月蝿い……



A 「依頼の内容は、最近起こってる女子高生殺人事件の犯人を捕らえる、だそうだ」



中也 「なんだ、思った程大した事ねぇな」



A 「まぁそうなんですけど、死者が10人超えてるらしいですし、その犯人が異能力者の可能性が高いらしので」



太宰 「成程ねぇ。で、犯人の目星はついているのかい？」



A 「ああ。どうやら死んだ人と犯人はネットで知り合って直接会って殺されたらしい。だからこれから会う」



中也 「おいおい、その犯人は異能力者なんだろ？危ねぇじゃねぇか」



A 「そうですね。でももしなにかあったら2人を頼りますから大丈夫です」



太宰 「頼るのは私だけでいいからね、Aちゃん」



中也 「いや、俺を頼れ。分かったな」



こうなるからこの2人とはやりたくないんだよなぁ……中也さんだけならいいんだけど。(え)



？ 「………」




その様子を見てる人がいるなんて気付かずに私達は目的の場所に向かった。

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