バットエンド(?) ページ18
坂田side
今僕の腕の中にAちゃんが眠っている。…いや、気を失っているって言った方がええか。
坂田 「ホンマにゴメンな、Aちゃん。こうでもしんと離れてまうかもしれんから」
暫くAちゃんの顔を見つめていたら人影が現れた。身長的にこれは…
坂田 「うらたさん、おったんや」
うらた 「………」
うらたさん今、すっごい僕を睨んでる。ま、しょうがないか。
坂田 「そんな顔せんといて?僕はちゃんと“あの事”言ったんやから」
うらた 「……だからってAの記憶を失わせるのはどうかと思うがな」
坂田 「……バレてたか」
そう、本当は気を失わせただけじゃなくて一部記憶を無くした。
坂田 「こうした方がお互い幸せやと思わへん?」
うらた 「……何を言っても無駄って感じだな」
坂田 「好きな人のためやったら僕は何でもするで」
たとえうらたさんでもこれだけは譲れんからな。
うらた 「……好きにしろ」
うらたさんはそう吐き捨てて去って行った。
坂田 「これからはず一っと一緒に居ような、Aちゃん」
僕はAちゃんを抱き上げて自分の家に向かった。
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坂田 「実はな、僕のお嫁さんになると、Aちゃんの家族はAちゃんの事を忘れてまうんよ」
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ハルハノ(プロフ) - ありがとうございます!嬉しいです!!! (2019年7月15日 17時) (レス) id: 47a219c5c9 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 完結、おめでとうございます!この作品は、最後まで楽しめました!!最高です! (2019年5月23日 7時) (レス) id: 26aab02b3f (このIDを非表示/違反報告)
ハルハノ(プロフ) - いぇいぇ(ヾノ>ω<` ) (2019年5月18日 21時) (レス) id: 47a219c5c9 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 書いてくれて、ありがとうございます! (2019年5月18日 19時) (レス) id: 26aab02b3f (このIDを非表示/違反報告)
ハルハノ(プロフ) - (`・ω・´)ゞ (2019年5月18日 15時) (レス) id: 47a219c5c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハルハノ | 作成日時:2019年5月3日 16時