さくらさくはる２ ページ7
「弟ー、やっぱ中華なお弁当？？春巻き入ってる？？」
「櫻井さんまで…いや、はい、春巻き入ってますし中華です」
「唐揚げは？」
「大野さん、唐揚げはマストで入れてますから安心してください」
「はーい」
「ありがとね。一緒食べてく？」
「俺そんな目立ちたくないっす松本さん。帰ります」
「ありがとありがと。親父たちによろしくー」
「はいはい」
ぺこっと頭を下げて、すっと帰ってしまった。
「…にのちゃん…」
「なによ」
「さっきの一言に、俺は猛烈に感動している！！！」
「さっきの？」
「放さない発言だよー！」
「…なに、嬉しかったですか？」
「そりゃもうっ！！」
「それはよかったですねー」
言いながら、耳が真っ赤になっている。
「はーい、そこのバカップル〜ご飯食べようよ〜」
お腹空かせた櫻井さんに
「あんたのとこも、いつもはたいがいだからね？！」
お耳真っ赤な人がやっぱり高速ツッコミを入れる。
「あらリーダー。もう火おこししてくれたの」
「おう。火とか、好き」
「またおこすの上手いなー」
「こういう集中するの、好きかも」
コーヒーのために持ってきていたセットを、そそくさセットしてくれる。
一人一人のための椅子をセットして、
ちょっと離れたとこにあった木に、即席ハンモック作ったりして…
「「「「「いただきまーっす」」」」」
…盛り上がってやってきたわりに、
頭上の桜を誰からともなく見上げると、
なんとなく5人とも、無言になる。
「いいね、5人で花見」
こういうとき、思っているのを言葉に出してくれるのは、相葉ちゃん。
「結構、休み合わせられれば行けるもんかもね、色々」
「なに、あれ？5人でやっぱ海外？？」
「あー、動画で言ってた奴？」
松潤は、色々計画を建てはするけど無理強いはしない。
「行けたらいきたいね。全くのプライベートでね」
「うん、プライベートがいい」
「そうそう、カメラマン無し！」
「俺プライベートカメラマンやるよ！」
「翔くんはカメラだけで荷物増えるからスマホで十分だよ！」
「ホテルから出たくないときはでなくていいやつ！」
「そこは出ようよー！皆でお散歩とかさー！」
相葉チャイナ弁当を味わいつつ、
話は盛り上がった。
…そして、食後のコーヒーを味わって、
しばしの休息。
「俺もハンモックに寝たい」
まさかの全員ハンモック希望。
作れる木を選ぶと、なんとなくぽつんぽつんと散らばってしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 234人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
果穂(プロフ) - こうべさん» ありがとうございます！ちょっと行き違いあってのラブラブとかも大好きなんですが、普通に平和ラブラブです(笑) (2019年7月19日 20時) (
レス) id: c0c0a6c5e5 (このIDを非表示/違反報告)
こうべ(プロフ) - 果穂さんの書かれるラブラブなMSとANとOさんが大好きです！いつまでも5人で仲良くしててください！ (2019年7月18日 17時) (レス) id: 3281626d0a (このIDを非表示/違反報告)
果穂(プロフ) - 千花奈さん» ありがとうございます♪拙くて亀更新ですが、よろしくおねがいします！ (2019年1月17日 19時) (レス) id: 7086b728b8 (このIDを非表示/違反報告)
千花奈 - 更新を楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2019年1月17日 0時) (レス) id: 6c8c91e6ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：果穂 | 作成日時：2019年1月12日 0時
