通学電車3

揺れ動く何か。 ページ1

先「じゃ！お前らハメ外すなよ〜。解散〜！」







先生の一言で騒がしくなる教室。






今日から夏休み。





澄んだ青空がまさしく夏を知らせてるよう。







勝「ねえ〜。A！」





「ん？」





勝「デートしよっ！」





え！なにその笑顔！！！！！！！！




あざとい！！！！！




「へ！デート？」





勝「だってもうしばらく会えなくなっちゃうじゃん…」





「うーん。うん。いいけど…。うん。いいよ」





嫌なわけじゃないけど
ストレートすぎてどもってしまうよ。





勝「よしっ！じゃあ日付とかまた帰ったら連絡するね！」





「うん。またね！」





あや「A〜」

さえ「ちょっとお〜？(笑)」

あや「聞いてないよ〜？(笑)」




すっごいニヤニヤして迫ってくる2人…。





「いやいやいやいや！」



「そんなんじゃないよ！」






あや「またまた〜！」




さえ「とりあえず、今日駅前のカフェね！」





「もう全然信じてくれてないじゃん！(笑)」





どっちにしろ今日はガールズトークデイだな〜。







のんびり考えながら駅に向かう。

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