5-4 ページ20
…
「謝んのは俺じゃねーだろ…Aに今すぐ謝れ…お前ら双子が仲悪いと調子狂うんだよ…」
「おう…」
剛は頷く
「Aは陣内と付き合ってねぇし 特服の事も一切誰にも話してない ましてやウチ(家)教えるとかあり得ないだろ 俺が保証する だから俺達を信じてくれ」
「分かった…ごめん…」
店の中に戻ってくる剛と伍代
ボーッと座っているAの横に立つ剛
伍代は少し後ろから腕を組み見守る
店員や他の客もこころなしか心配そうだ
「A…ごめん…動揺してつい疑っちまって…俺最低だよな…」
俯きながら謝る剛
『…剛なんか大っ嫌い…人生終わっちゃえ…』
「ごめんなさい…」
剛はその場で土下座しようとする
『…しなくていい 店でやめてよ』
剛を見て止めるA
「…」
剛は立ちながら俯く
『うちもあの場でちゃんと否定しなかったのが悪かった…次はないからね!』
「A…本当にごめんな…マジで…」
顔を上げ泣き出す剛
「アハハハ 顔ヤベェ‼︎」
剛の顔を見てツボる伍代
店員や他の客も安心した様子だ
『全く…頭打って可笑しくなったかと思った』
「はぁ…よかったぁ…
Aに嫌われたらマジで人生終わるって…」
席に座る剛と伍代
『本当に終わらせてもよかったんだけどね…』
ボソッと呟くA
「えっ…」
「A怒らせちゃダメだな…」
伍代が小声で呟いた
…
ラーメンを食べながら話す3人
「改めるぞ
陣内はうち(市松)のアタマだ…」
「アタマ…チッ、なんでウチ(家)に…」
「お前も悪いぜ
コスプレ感覚で変身し過ぎだ」
『伍代君もっと言ってやって 馬鹿野郎って』
Aはラーメンを食べながら伍代に言う
「馬鹿野朗…Aを疑いやがって」
「…ホント悪かったって あー ヤベェな
アイツに正体バラされたら…」
「陣内は特服の情報流したりしねーよ」
「なんでだよ」
伍代に聞く剛
「バラす気があるならもうとっくにバラしてんだろ」
『わざわざウチ(家)に来ないでしょ』
伍代とAが答える
「うん、確かに」
「つーかよ、陣内ってどんな奴なんだよ」
『アタマなのに学校にほぼ居ないの
皆から変わり者って言われてる』
「ほぅ…」
「陣内は…此処らで1番強いと言われてる絶対的存在だ 周りのヤンキー高はウチ(市松)が怖えんじゃねぇ 陣内が怖えんだ…」
「そんな強えのか」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 428人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アリス(プロフ) - みゆりさん» みゆり様 まさかの沢田用務員 笑 沢田も市松のツレと言う事で 笑 これからも更新頑張りますね‼︎ (2022年6月17日 7時) (
レス) id: ce143be96d (このIDを非表示/違反報告)
みゆり - やった〜！伍代くんから告白…。小説で妄想できたことに感謝します！でも、本当に告白されたい人生でした…。伍代くんも良かったけどやっぱり沢田！w用務員w就職出来たんだw沢田がパシリか…。いいですね！ツレって感じで！更新楽しみにしてます！ (2022年6月17日 3時) (レス) @page50 id: 62691ac6fc (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - みゆりさん» みゆり様 番外編の沢田は可愛い感じにしてみました 笑 確かに! 今度沢田脅しときますね 笑 (2022年6月7日 7時) (レス) id: ce143be96d (このIDを非表示/違反報告)
みゆり - 伍代くんとお弁当…。最高かよ！多分番外編読んだ人みんな沢田が可愛いく思えてきますよ？ていうか、私は伍代くんの寝顔を見た沢田のほうが許せません！私より先に見ましたから！ (2022年6月7日 3時) (レス) @page49 id: 62691ac6fc (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 夢さん» 夢様 神だなんて…ありがとうございます! サラサラ髪も最高ですよね! 無理せず頑張ります‼︎ (2022年6月6日 19時) (レス) id: ce143be96d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アリス | 作成日時：2022年5月13日 12時
