赤羽くんの隣 ページ4
席替えが終わって、２時間目に入る。
えーと。国語か。
教科書、教科書・・・。
「えー。では昨日の続き・・・４７ページを開いてください。」
殺せんせーに言われて４７ページを開く。
「小鳥遊さん。」
「はっ！？」
赤羽くんが小声で話しかけてくる。
何かな。何かな。
怖いことかな。
「教科書。逆。」
「えっ・・・。」
よく見ると私の教科書は反対で、文字が逆さまに見えていた。
うわぁ・・・恥ずかしい。
「あっ、ありがとう！」
中くらいの声で言うと、赤羽くんは笑って机に伏せた。
・・・寝てるのかな。
起こしたほうがいいのかな。
私が起こさないとあとで赤羽くんが怒られちゃう。
え、でもどうやって？
どうやって起こすの？
肩叩く？
それでも起きなかったら？
叩き続ける？
いやいや、変な人だ。
えー・・・起こさないほうがいいの？
でもそれで「何で起こさなかった」って私まで怒られたら嫌だなぁ。
うわぁ・・・どうしよう。
それに赤羽くん怖いし。
起こされて機嫌悪くなったら絶対に私、明日から不登校になる。
どうしよう・・・どうしよう・・・！
「では次の文を・・・カルマくん。」
「は、はいっ！！」
・・・あれ？
え、なんで私が立ってんの？
「小鳥遊さんではないんですが・・・。」
「あっ！間違えました！すみません！」
「いや、もう小鳥遊さんが読んでください。」
「はい・・・。」
ああ・・・とっても恥ずかしい。
絶対笑われてるってば。
読み終わって椅子に座ると同時に机に勢いよく伏せる。
・・・なんで赤羽くんが読むのに私が読んでんの・・・？
「・・・小鳥遊さん。」
「え。」
赤羽くんがこっちを見て笑ってる。
「ありがとう。」
「えっ！いや・・・いいよ。」
赤羽くんにお礼を言われた。
素直に嬉しかった。
ラッキーアイテム
革ベルト
今日の隣の人
隣の席は赤羽くん
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まっきーぺん(プロフ) - 凄いキュンキュンしながら読ませていただきました！大きい乳が揺れてるといいですよね（誰も聞いてない) (2016年4月7日 20時) (
レス) id: d5a04b7994 (このIDを非表示/違反報告)
もりっちょこ(プロフ) - み〜ちゃむさん» わ〜ありがとうございます！雰囲気に気を配っていたのでそう言って頂いて嬉しいです (2015年7月10日 20時) (レス) id: ae769191f8 (このIDを非表示/違反報告)
み〜ちゃむ(プロフ) - この小説の雰囲気大好きです！(148��Eカップ体重39のロリ巨乳) (2015年7月10日 0時) (レス) id: 0097716fc1 (このIDを非表示/違反報告)
らりたん＊瑠璃子(プロフ) - もりっちょこさん» そうなんですかきゃふふ (2015年7月5日 11時) (レス) id: afae0e0c5b (このIDを非表示/違反報告)
もりっちょこ(プロフ) - らりたん＊瑠璃子さん» 正義が乳なんですワハハ (2015年7月4日 19時) (レス) id: ae769191f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もりっちょこ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/na7222/http://
作成日時：2014年1月24日 17時
