赤羽くんの隣 ページ11
「・・・あ、う。」
「あ、おはよ小鳥遊さん。」
重い瞼を開けると、私の隣で赤羽くんがゲームをやってた。
・・・え、ゲーム？
「今・・・何時？」
「ああ、放課後。」
「ほうかっ！？」
いやいやいや、放課後ってあれ、おかしくない？
朝から放課後まで寝てたって・・・いや、おかしいって私！
「嘘だよ。」
「・・・。」
赤羽くんは悪戯に笑って「昼休みだよ」と言う。
ああ、よかった・・・昼休みだよね、昼休み。
「・・・昼っ！？」
いや、昼でも私結構寝てるじゃん！
うわー凄いわー私ー凄いわーのび太もびっくりだわー。
「まぁ、途中で何度か起きてたけどね。」
「え、そうだっけ？」
「うん、起きて少し勉強して、すぐに寝た。」
・・・私って・・・。
「そういえば皆は？」
教室を見渡すが、赤羽くんと私以外誰もいない。
外・・・かな？
でも、外には誰もいないし・・・。
「プール行ってるよ。」
「プール！？」
さっきから驚いてばっかだな、私。
でも、プールって昼休み解放してるっけ。
「裏山の沢を殺せんせーがプールにしたんだよ。」
「え、本当！？えっ！？」
殺せんせー凄い！
「赤羽くんは行かないの？」
「面倒くさいからねー。」
「ふーん、じゃあ私行こうかな。」
伸びをして、バッグに入ってるであろう水着を探す。
あ、あった。よし、行くか。
「じゃ、行ってくるね！」
そう言って教室を出る瞬間、赤羽くんに腕を掴まれた。
・・・え、なに・・・。
「行っちゃ駄目だよ、小鳥遊さん。」
そんな言葉を言われて、何故か心臓が高鳴る。
「いや、私・・・。」
「小鳥遊さん、熱あるでしょ。」
・・・え。
熱って・・・熱？
「保健室行くよ。」
「え、ちょ、待って！」
そういえば頭が痛い感じがする・・・。
・・・さっき心臓が高鳴ったのは何故だろうか。
赤羽くんに手を引かれて、保健室に足を踏み入れた。
ラッキーアイテム
革ベルト
今日の隣の人
隣の席は赤羽くん
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まっきーぺん(プロフ) - 凄いキュンキュンしながら読ませていただきました！大きい乳が揺れてるといいですよね（誰も聞いてない) (2016年4月7日 20時) (
レス) id: d5a04b7994 (このIDを非表示/違反報告)
もりっちょこ(プロフ) - み〜ちゃむさん» わ〜ありがとうございます！雰囲気に気を配っていたのでそう言って頂いて嬉しいです (2015年7月10日 20時) (レス) id: ae769191f8 (このIDを非表示/違反報告)
み〜ちゃむ(プロフ) - この小説の雰囲気大好きです！(148��Eカップ体重39のロリ巨乳) (2015年7月10日 0時) (レス) id: 0097716fc1 (このIDを非表示/違反報告)
らりたん＊瑠璃子(プロフ) - もりっちょこさん» そうなんですかきゃふふ (2015年7月5日 11時) (レス) id: afae0e0c5b (このIDを非表示/違反報告)
もりっちょこ(プロフ) - らりたん＊瑠璃子さん» 正義が乳なんですワハハ (2015年7月4日 19時) (レス) id: ae769191f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もりっちょこ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/na7222/http://
作成日時：2014年1月24日 17時
