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深澤side
「ういーす」
向井「いや聞いてないて！」
あーやっぱバレてたわ
康二と家近くて一緒に仕事行くこと多いから車待ってた時ドキってしてたけど、案の定。
「ん？何が？」
向井「いやいや、思いっきし見てたで？
彼女おるとか今知ってんけど！言うてや！」
「あー違う違う、彼女じゃないのよ残念ながら〜」
向井「ええ、じゃあなんやねん〜
妹？親戚？…あ、そういう関係のフレンド…？」
「どれも不正解だわ！てか最後のやめろ！」
向井「じゃあなんなんすか！教えてくださいよ〜」
「お隣さんだよ、お隣さん」
向井「へ？」
いやー康二間抜けな顔してんなあ
「昨日引っ越してきたのよ、
で、なんかベランダで話してたら仲良くなった」
向井「いやいやまってまって？
ベランダで話すて、どういう状況？」
「なんかあの子がタバコ俺のベランダに滑らせちゃったのよ、それで、俺もちょうどベランダに出てタバコ吸おうとしてたのね？そしたら、拾ってください〜ってなって、ま、そんな感じよ」
向井「そんな感じよちゃうて！
ほんまにそれだけなんすか？」
「それだけて…まあ、コンビニ一緒行ってそのあと引越し祝いで1時間くらいベランダで酒飲みながら話した、うん」
向井「あーならええわ」
「いいんかい！」
向井「いや、ふっかさんならあんなことやこんなことすーぐしそうやもん…」
「俺そんな人じゃねえからな？？」
向井「ていうか、Snow Manの深澤辰哉ってことはバレてへんの？バレてたらまあまあやばいで？」
「それがさあ、なーんにもバレてないのよ、多分」
向井「なんか…それはそれで辛いな、ふっかさん…」
「やめろ！いいんだよバレなくて！
ちょっと悲しいけど！！！」
向井「まあ、何となくでしか見えてへんけど可愛らしい感じの子やん？
なのにタバコ吸ったりお酒飲んだり、なんかギャップやな」
「そうなのよ、そこがねえほんっとに…良い…」
向井「なになに！ふっかさんお隣さんのこと好きなん！？」
「ちがうわ！ちょっと可愛いくて俺のタイプだなって思ってるだけだわ！」
向井「いやもう充分好きやん、何言うてん」
「ま、とりあえずこのことは俺らの秘密、な？」
向井「わかってるよお〜」
…ほんとにわかってんのか？
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作者名：わんわん | 作成日時：2020年4月3日 15時
