真選組のオタク系サボり魔娘【銀魂】

あの後 土方side ページ43

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「ーーーーーーーーーーどうだ、あいつの様子は」





「ダメです、相当傷が深いみたいで…」






「…そうか」





あの後、海之屋の差し押さえも完了し、事は幕を下ろした






Aは、あの後以来変わり果てていた






前のように、騒ぎ立てることもなく部屋に篭もり続けている






『あいつが静かにしてたら落ち着かない癖に〜』




『確かに、Aさんが静かだと落ち着きませんよね』







「…ﾁｯ」





あいつらの言う通りになっているのはムカつくが、落ち着かないのは確かだ






部屋から一歩も出ずに、物音一つ聞こえない






それがどうしても、不安で







「ーーーーーーーーーーーー土方さん」





ふと、声をかけられ振り向くと






「総悟か、どうした」





少し、暗い表情の総悟が立っていた






「…A、どうですかィ…?」






「変化なし、だな。応答もなしだ」






「そうですかィ…」





「心配すんな、またくだらねェアニメでも見だすようになるさ」





苦笑気味に言うと





「そうですねィ」





そう、総悟も少し笑った

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