☆ 赤を重ねて上を見る ページ26
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rd「じゃあ、ショッピ君は＿＿」
shp(きた......！)
と、反射的に資料から顔を上げてしまう
rd「俺の補佐！！」
shp「え？」
やっと発表されたものは自分の予想よりも斜め45度以上の上の言葉だった。
それに困惑しているとらっだぁさんは首を少し傾げ、悲しそうな声色でこう言う
rd「……んー？もしかして俺と組むの嫌？」
shp「い、いやちゃいますって!!ただ俺なんかで務まるんかな、って思っただけッスからぁ！」
rd「ホントにぃー!? 良かった、」
必死に弁解したお陰か、蒼色の彼は安心したのか胸を撫で下ろしている。
zm「ﾌｯwwww、チョッッロw」
rd「え？何、なんかいった？ゾムさん 」
zm「気のせいっすよらっだぁさーんw」
rd「なんか腹立つなぁ、手ぇでるよー」
少しギスギスした雰囲気を醸し出しながらお二人はそんなやり取りをしていた。周りの方々は皆、苦笑いを浮かべているのは気にしないでおこう。
rd「……まぁこんな感じで今回の会議はおしまいっ！！分からない事あったら俺に聞いてね｡これからよろしく〜」
ほぼ全員「「「うぃーす」」」
rd「あ、もう部屋で休みたい人がいたら自室もあるからそこ使って。扉に各人のネームプレートが掛かってるから直ぐ分かると思うよ。じゃあ適当に解散で。」
そうらっだぁさんが生憎すると皆さんが次々と席を立ち、扉に向かっていく。
俺も行くか、と思い席を立とうとすると蒼色の彼に「そう言えば」と声をかけられた。
rd「ショッピ君はちょっとだけ残ってくれない？」
shp「了解ッス」
俺は勿論了承の言葉を発し、上げかけた腰を落として椅子に委ねる。
shp(……補佐って何するんやろ)
不意にそう思ってしまう。
らっだぁさんはここのリーダー的存在だ
その補佐となれば大変であろう。
shp(トントンさんみたいに。)
そう、何時だって我等が総統陛下だったグルッペンさんの右腕として、時には恋人としてずっと傍にいた赤色の彼。
他の誰よりも大変だった筈なのにその役目を完璧にこなしていた。
今度は人が違えど俺がその役目を果たさなければならない。……正直に言えば自信なんて１欠片もあらへんねん。
shp(だけど、頑張るしかないんや。)
先輩がこの命を死守してくれたから俺は今、生きている。なのでこの命を無駄にはしたくなかった。
まぁ、何とかなるやろ。と完全に思考放棄した楽観的な考えを浮かべながら俺はらっだぁさんの横顔を見るしかなかった
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昆布 - ...辛すぎるんですけど？え？ゑ？続きが気になっちゃうんですけど???←何様だよこいつ (2020年8月27日 22時) (
レス) id: a952c8e4b7 (このIDを非表示/違反報告)
声 - ゆっくりでもいいので続きが読みたいです (2020年6月27日 15時) (レス) id: a41e602f1b (このIDを非表示/違反報告)
うーな - 続き早く読みたいです (2020年4月3日 20時) (レス) id: 9718b64f99 (このIDを非表示/違反報告)
千夜１９世(プロフ) - たうさん» もしかして：涙腺弱い？(否、もしかしたらたうさんは花粉症で鼻をかみながらこの作品を読んでいただいて下さっただけかもしれないっ(迫真))クソレス失礼しました、 (2019年12月8日 21時) (レス) id: e6e307d469 (このIDを非表示/違反報告)
たう - 正直に白状します。この作品読んでティッシュ箱の4分の1消えました。(ガチ) (2019年12月8日 20時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千夜１９世 | 作成日時：2019年11月16日 14時
