☆ 静寂な部屋の中で ページ24
その約数秒後、緑君は初めてパソコンから目を離し､顔だけこちらにむける。半月の形をしたスフェーンの瞳の下にはうっすらと隈が覗いていたが。
md「ン」
返事はこの１文字だけだったがこれが彼なりの承知の合図なのだ。
俺が頭を撫でると彼は肩を震わせて吃驚としていたが抵抗はせずに顔を真っ赤に染めていた。その姿がいとおしくなり、目を細める。
ru「かわい」
md「ウルサイ。」
即答で反抗されたがどりみーの顔を見ると耳まで真っ赤になっていた。
md「……デ、レウさん何カ俺ニ用事アッタ？」
と、緑君は顔の熱を冷ます為かそう冷静に言ってきた。
ru「よく分かったね」
俺は少し驚きながら言うと、緑君は椅子を回転させ俺と向かい合う感じになる。
md「ダッテレウさん最近用事ガある時位シカキテクレナインダモン」
そう言いながらすり寄ってくる様にこちらにもたれかかってきた。
え!? 可愛すぎじゃない？ 俺の彼女(♂)
何時もなら手ぇ繋ぐだけでも恥ずかしがんのに、今日はどりみーからすり寄ってきたんだよ！？ マジ可愛すぎじゃん!!!
と心の中では暴れまわっている感情を押さえ込み、至って冷静を装い翠色の彼を抱き寄せた。
ru「ゴメン､ゴメン。でも今ようやく一段落したから。」
md「……ホントニ？ 」
ru「本当だよ。だから出来るだけ一緒にいれる様にはしとくね」
md「ン、……デ､用事ハモウイイノ？」
どりみーはあざとく首を傾げながら言う｡
……やべ忘れてたわ
ru「あ!? 良くない良くない、そう言えば今から全員会議室で会議するって！俺達が多分最後だ、急いで行くよ!!」
md「ヱ？ チョ、レウさん!?」
彼には悪いが速く会議室に行かなければならないので有無を言わさずに立ち上がらせ手をひき、緑君の部屋を出た。
後ろでどりみーが何か言っていたが多分嫌だとか駄々を捏ねているだけであろうと思ったのでスピードを緩める事なく会議室に直行した＿＿＿＿
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昆布 - ...辛すぎるんですけど？え？ゑ？続きが気になっちゃうんですけど???←何様だよこいつ (2020年8月27日 22時) (
レス) id: a952c8e4b7 (このIDを非表示/違反報告)
声 - ゆっくりでもいいので続きが読みたいです (2020年6月27日 15時) (レス) id: a41e602f1b (このIDを非表示/違反報告)
うーな - 続き早く読みたいです (2020年4月3日 20時) (レス) id: 9718b64f99 (このIDを非表示/違反報告)
千夜１９世(プロフ) - たうさん» もしかして：涙腺弱い？(否、もしかしたらたうさんは花粉症で鼻をかみながらこの作品を読んでいただいて下さっただけかもしれないっ(迫真))クソレス失礼しました、 (2019年12月8日 21時) (レス) id: e6e307d469 (このIDを非表示/違反報告)
たう - 正直に白状します。この作品読んでティッシュ箱の4分の1消えました。(ガチ) (2019年12月8日 20時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千夜１９世 | 作成日時：2019年11月16日 14時
