★ 塞がらない傷口 ページ22
*. ru side .*
rb「＿＿＿で、なのであの二人は顔も一致してますし多分らっだぁさんの仲間だと思います。」
ルベライトを埋め込んだ様な三白眼の瞳を揺らし、ロボロさんは話終えた。
rd「……そっか、３人共
蒼色の彼は俯いており、どんな表情を浮かべているのかは分からないが悲しむような安堵しているような正に複雑な声色でポツリと言葉を滑らした。
ru「きっと、大丈夫だよ」
生憎、気の効いた言葉を持ち合わせていなかった俺は‘大丈夫’だなんて１番信用のならない言葉をかけてしまう。
するとこの重苦しい空気をぶった切るように医務室の扉が開いた音がきこえる。
『レウクラさーん、ロボロどうですかー？』
少し眠そうな声色でそう言いながら誰かが入ってきた。
顔を上げると立っていたのはゾムさん。
何時もはフードを被っているが今は被っておらず、そのペリドットの瞳には少しだけ疲労の色が浮かんでいた。
ru「あ、えーと視線を左にずらしてみて？」
間接的にロボロさんが居ることをゾムさんに言いたくて、遠回しな言葉をかける
ゾムさんにロボロさんが見えるようにいつの間に顔を上げていたらっだぁは場所を少しだけ動いてくれた。
zm「え！？ ロボロ！？ 」
rb「ゾム！！ 久しぶりやな」
と、吃驚しているゾムさんにロボロさんが駆け寄った。するとゾムさんはロボロさんを素早く抱き締める。
zm「良かった、死んだらどうしようかと思ったわ……」
rb「ふふふ、大丈夫やで現に俺は生きとるからな」
ロボロさんはゾムさんを安心させる様に背伸びをして、頭を撫でた。
……ん？待って、これ
ここでイチャつかれる感じ？
ru「ら、らっだぁロボロさんもう元気そうだし皆の元に行こっか」
と、返事を待たずに蒼色の彼の手を無理やり引き医務室から出た。
ru(らっだぁの心の傷はまだ全然癒えてない。だから出来るだけ俺が守らないと)
謎の使命感を胸に抱き、俺は医務室を後にした＿＿＿
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昆布 - ...辛すぎるんですけど？え？ゑ？続きが気になっちゃうんですけど???←何様だよこいつ (2020年8月27日 22時) (
レス) id: a952c8e4b7 (このIDを非表示/違反報告)
声 - ゆっくりでもいいので続きが読みたいです (2020年6月27日 15時) (レス) id: a41e602f1b (このIDを非表示/違反報告)
うーな - 続き早く読みたいです (2020年4月3日 20時) (レス) id: 9718b64f99 (このIDを非表示/違反報告)
千夜１９世(プロフ) - たうさん» もしかして：涙腺弱い？(否、もしかしたらたうさんは花粉症で鼻をかみながらこの作品を読んでいただいて下さっただけかもしれないっ(迫真))クソレス失礼しました、 (2019年12月8日 21時) (レス) id: e6e307d469 (このIDを非表示/違反報告)
たう - 正直に白状します。この作品読んでティッシュ箱の4分の1消えました。(ガチ) (2019年12月8日 20時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千夜１９世 | 作成日時：2019年11月16日 14時
