★ 戦争狂想曲 ページ3
*.rd side .*
rd「まずは何が遭ったのか、この状況になった引き金を話そうか……」
そう言うとベッドの上に座っているショッピ君は固く拳を握り、真剣な眼差しを向けられる。
rd「っ……」
大丈夫。
大丈夫、大丈夫。
心の中で自分に何度もそう言い聞かせる
俺が泣いてしまったら目の前の薄紫色の彼がもっと悲しんでしまう。
出来るだけ悲しみは少ない方が良いのだ
rd「これは俺の仲間､緑君が調べた事なんだけどね……」
と昔話を話す様に他人行儀な言葉を選んで口に出した＿＿＿＿
「ショッピ君が属していた‘我々国’が今回戦争していた国は‘レミス王国’と言う領土は大きいけど、軍は他の国々よりも少し弱い王国だったのは知ってるよね？
そんなレミス王国が力を入れていたのは
なんだと思う？
……うーん、ちょっとおしいかな。
爆弾や戦車などの『兵器』だったらしいよ
その兵器達は別の国から人を拐っての人体実験は当たり前で違法改造や違法作成などを繰り返していたらしいんだ。
そして戦争の時、ショッピ君達､前衛部隊は結構押して優勢だったんだよね？
そこで荒れ狂った指揮官は､改造を繰り返した戦闘機を６０機もだしたんだ。
それに積み上げられていたのは普通よりも威力が格段に上がった‘核兵器’。
ここまできたらショッピ君も嫌でも察しちゃうよね。愚かにも誠実に指揮官の指示にしたがった戦闘員達はその６０機分の爆弾を一斉投下したんだ。
その威力は俺らでは考えられない様なものだったと思う。だってそれのせいで俺らの国も崩壊状態になっちゃったからね
ん？あぁ、違う違う｡ショッピ君を責めようとしたんじゃなから! 悪いのはあの国
そして世界は、世界の国々は焼け野原に成り消滅したんだ。ここが残ってたのも奇跡だし、俺らの命が助かったのも奇跡だよ。」
shp「じゃあ、俺の仲間は？コネシマさんは！？」
俺が話終わるか否かのときに食い付くようにショッピ君がそう聞く。
rd「......」
俺が黙り込むと「……うそ、やろ」とショッピ君の目がどんどんと涙目になっていく。
rd「……辛い現実だけど、ハッキリ言うね。コネシマさんはショッピ君を護るようにして冷たく＿＿」
そこまで言うとショッピ君にカーディガンの裾を引っ張られながら
shp「っ、ありがとうございました、もう言わんといて……」
とギュッ先程よりも強く握られながら弱々しくそう言われる
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昆布 - ...辛すぎるんですけど？え？ゑ？続きが気になっちゃうんですけど???←何様だよこいつ (2020年8月27日 22時) (
レス) id: a952c8e4b7 (このIDを非表示/違反報告)
声 - ゆっくりでもいいので続きが読みたいです (2020年6月27日 15時) (レス) id: a41e602f1b (このIDを非表示/違反報告)
うーな - 続き早く読みたいです (2020年4月3日 20時) (レス) id: 9718b64f99 (このIDを非表示/違反報告)
千夜１９世(プロフ) - たうさん» もしかして：涙腺弱い？(否、もしかしたらたうさんは花粉症で鼻をかみながらこの作品を読んでいただいて下さっただけかもしれないっ(迫真))クソレス失礼しました、 (2019年12月8日 21時) (レス) id: e6e307d469 (このIDを非表示/違反報告)
たう - 正直に白状します。この作品読んでティッシュ箱の4分の1消えました。(ガチ) (2019年12月8日 20時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千夜１９世 | 作成日時：2019年11月16日 14時
