【H×H】 Love actually is all around 1 (ページ45)

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42. 歴代受験生ページ45

ゴンがいる部屋を探してもなかなか見つけることはできなかった。

やっとみつかり部屋に入ると、ゴンはまだベットの上で眠っていた。

ゴンに近寄り、サトツさんに許可をもらってゴンの治療をしながら、

歴代の受験生について色々話を聞いた。

知ってる人はいなかったけど、ヒソカは２回目の受験だということがわかった。

なんで、前回落ちたんだろうっと疑問だったけど、

きっとヒソカでも苦手なことがあるんだろうな･･･と勝手に思い解決した。

しばらく余談を楽しんでいたら、サトツさんが一回部屋から出て行ったので、

外を眺めながらソテツさんが帰ってくるのを待った。

５分くらいでサトツさんが帰ってきて、私に紅茶をいれてくれた。

その時、ゴンが勢いよく起き上がり意識もちゃんとしていたから

サトツさんは最終試験の内容を私とゴンに大まかに説明した。

その内容を聞いてゴンが部屋を飛び出したので、私もいそいであとに続いて部屋を出る。

私が会場に着いたころには、ゴンがイルミの腕を引っ張って、

キルアがどこにいるかを聞いていた。

それから、ハンター協会の人がハンターライセンスについて、色々説明をしているのを

聞いてから、ゴンの元に行くとキルアは家にいるとイルミが教えてくれたらしい。

私は一緒に行くか聞かれて、すぐに返事をすることはできなかった。

キルアのことも心配だけど、早く蜘蛛のみんなにも会いたい･･･

悩んでいると、ヒソカが壁のまがり角からこっちに手招きしてきた。

『ゴン、ちょっとまってね』そういって、ヒソカの下に行くと、

｢帰らないのかい？みんなAのこと待ってると思うよ◆｣

待ってる･･･か。

ゴンのもとに戻り、私が悩んで出した答えは

『ゴン。ごめんね。私帰らなきゃいけない場所があるんだ･･･』

｢そっか･･･わかった！｣

ゴンは残念そうな顔をしてから笑顔に変わった。

『ちょっと待ってて･･･』

そういって紙の上にスラスラとペンを走らせ、

『はい！これ私の連絡先！なんか用があったら連絡して♪』

連絡先を書いたトランプをゴンに渡した。

｢ありがとう！一番に連絡するね！｣

ゴンが嬉しそうに笑った。

アジトに戻ろうと思っても、どこにあるか覚えてない。

どうしようか悩んでいたら、ひとついいことを思いついた。

ヒソカについていこう！

でも･･･ヒソカがいない。