【H×H】 Love actually is all around 1

41. 飽きた猫 ページ44

それにはみんな驚いたのか口がポカーンとしている。

私は速やかにその場からよろけながら離れた。

それまで視線が私に向けられていたけど、別に気にしなかった。

審査員も間を置いてからハンゾーの勝利と告げた。

すると、ハンゾーがこっちに走ってきて、大丈夫か？と心配してくれた。

『大丈夫だよ。合格おめでとう』っといい、三回戦のため再び戦闘場所に戻った。

ポックルは私のことを体調が悪いと思っているのか、

余裕な顔をしながら近づいてきた。

その態度に腹が立ったため、開始の合図とともに、

ポックルの足を引っ掛け、転ばせてから

『降参しないと、どうなるかな？』

ポックルの耳元でそう囁き、喉元に爪を突き立てると、

｢まいった･･･｣

といったのですぐ離れてゴンがいる部屋に向かった。


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戦うのがこいつでよかったぜ･･･

44番とかだったら、どうしようって不安だったけど、

さっきこいつ、坊主との試合で体調悪いのが判定したから、

俺の時も降参するかもしれない･･･この勝負余裕だろ。

どうゆう反応をしてやろうかな･･･

そう考えていると開始の合図がでた。

気づくと俺は倒れていてあいつが俺の上に乗りながら首に爪を突きつけている。

えっ。何があった。

パニくっていたら耳元であいつが恐ろしいことを囁いてきた。

俺の選択はひとつしかなかった。

｢まいった･･･｣

そういうと、あいつはおもちゃに飽きた猫みたいに俺から離れ

部屋から出ていってしまった。

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