3. 二人組の男 ページ4
息を潜め、耳を傾けると、小屋の近くから声が聞こえる。
「音がしたってほんとかよ?」
「ああ、間違いねぇって。ガラスが割れるような音がした」
「でも、あそこの小屋にいるやつら全員始末しただろうが」
「そうだけど、したんだから仕方ねぇだろ。見に行くぞ」
みんなこの人たちに殺されたのか・・・
不思議と恐怖心は湧いてこなかった。
ただ、どう殺そう。
そんなことしか考えてなかった。
みんなと同じように、いやそれ以上にしてやる。
男と思われる二人組が部屋に入ってきた。
私はみんなと同じように倒れ、相手を伺う。
「こんなやつ、いたっけ?」
「おい、顔見せろ」
髪を引っ張られ私の頭が宙に浮く。
「・・・っ!そいつ、写真の!」
何かを感づいた男をよそに、握っていたガラスの破片を
男の手首めがけて振り落とす。
私の頭は地に落ち、男から出た赤い液体が顔にかかった。
「う゛ああああああああああ」
男の声にならない叫びをして倒れた男を見て、ガラスを振りかぶった。
その光景にもうひとりの男が怯えているのか、目の焦点が定まっていない。
『・・・なんで、みんなを殺したのよ!』
男はポケットからナイフを取り出し、私に向けてきた。
ナイフを突き出すだけの男に対し、私は徐々に距離を縮める。
「くるな!これがなにかわかってんのか!」
男が後ずさりしても、私は近づく。
「く、くるなあああああああああああ!」
ぶんぶんナイフを振り回す男に下に落ちていた石を投げつけた。
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もも水(プロフ) - luka♪feitan,kuroroさん» よかったです! 読んだらまたご連絡しますね♪ (2014年8月14日 14時) (レス) id: dab8882af7 (このIDを非表示/違反報告)
luka♪feitan,kuroro(プロフ) - もも水さん» もちろんです! (2014年8月14日 14時) (レス) id: 01ca4994e3 (このIDを非表示/違反報告)
もも水(プロフ) - luka♪feitan,kuroroさん» 復讐物…大好きです…。今度読んだらお話ししてくれますか?♪ (2014年8月13日 15時) (レス) id: dab8882af7 (このIDを非表示/違反報告)
luka♪feitan,kuroro(プロフ) - もも水さん» おおまかに言うと、復讐物、ですね。 (2014年8月13日 15時) (レス) id: b61734b73a (このIDを非表示/違反報告)
もも水(プロフ) - luka♪feitan,kuroroさん» あります!映画化もして漫画で読みたいなーって思ってたんですけど、お金がなくて…汗 どういった話なんですか?^^ (2014年8月13日 11時) (レス) id: dab8882af7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも水. | 作成日時:2013年8月27日 2時