【H×H】 Love actually is all around 1 (ページ22)

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22. 勝負ページ22

それから、キルアはトンパさんにジュースを貰いに行った。

キルアが1、2本もって帰ってきたところで

髭が生えたおじさんが何か説明した後、歩き出す。

それが徐々に早くなっていく。

キルアがスケボですいすい行くので、背中に乗せてもらうと、

｢それはだめだろ！｣

と怒声が聞こえた。

私とキルアはその言葉に、なんで？と聞き返した。

すると髪がツンツンで同い年ぐらいの子が

｢だめじゃないよ！あの人はただついてこいって言っただけだもん！｣

そのあとに金髪の人が

｢持ち込みは自由だ｣

正論を言われたからなのか、怒声を上げた人は少し落ち込んだ様にみえた。

『キルア、私たち以外走ってるから私たちも走ろ』

というと、キルアはスケボを宙に浮かせて手でキャッチした。

私もキルアの背中からおりて、みんなの名前を聞いた。

｢ぼくはゴン！よろしくね！｣

｢私はクラピカという。一応言っとくが私は男だ｣

｢俺はレオリオ。こう見えてまだ10代だからな｣

髪がツンツンなのがゴンで、金髪で美形がクラピカで、30代みたいな人がレオリオ･･･

クラピカ･･･男だったんだ。それに･･･30代かと思ってたら10代･･･

｢俺はキルア｣

『私はA！よろしくね』

｢髪の毛が短いが、Aは女なのか？男なのか？｣

『女だよ』

クラピカにそう教えると、

そうかっと返事をされた。

｢A！｣

『え、なに？』

｢競争しようぜ！｣

ゴンとキルアに勝負を挑まれたため、

クラピカたちにあとでねっていって、ゴンとキルアを追いかけた。

それから、3人でいろんな話をしているうちに、

ゴールがみえた。

負けた人が勝った人におごるはずだったんだけど、

着いたのが同時ってことでなしになった。

その先の景色は霧がすごくてジャングルみたいだった。

私はゴンとキルアと喋ってたから詳しくわかんないけど、

ヒソカが試験官と偽試験官にトランプをなげて、本物を判断したとか

クラピカから聞いた。

試験官が動いたら、みんなは一斉に走り出した。

ついていかないと、騙されるとかいってたけど、なんだったんだろう。