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21. 約一年 ページ21

あれから、約一年たった。

それからの日々は地獄かと思えるほど辛かった。

逃げ出したいって思った時もあったけど、

みんなの顔を思い出せば不思議と我慢できた。

そのおかげで、技も覚えたし、念ってやつもまともに使えるようになった。

「おーい、Aいくぞー」

念能力が使えるのは、キルアに言ってない。

イルミに口止めされてるから。

なんでも、まだキルアには教えないらしい。

『あ、いまいくー!』

私は今キルアとハンター試験に向かっている。

キルアがパソコンで日時を調べて一緒に行こうと誘ってきた。

もちろん、このことはふたりの秘密。

イルミもちょうど用事があるらしく、修行ができないといっていた。

会場までに行くのがすごいめんどくさかったけど、

なんとか着いた。

キルアが99番で、私が100番

おお、いい番号・・・と思いながら歩いてたら

鼻がまるくて小さい、といっても私とおんなじ身長ぐらいの人が

私とキルアにジュースをすすめてきた。

「疲れただろう!ジュースあげるよ!おれの名前はトンパ!よろしくな」

お礼をして、ジュースを受け取る。

「君たち、新人だろ?いろんな人の情報教えてやろうか?」

「俺たち自分の目で確認したい派なんで遠慮するよ」

キルアがトンパにそういい、私の手をひき人ごみに入っていく。

カタカタいってる人とか、つるつるな頭の人とかいろいろいた。

久しぶりに見た他人を観察していたら、

うわああああああああああ

男の叫び声が聞こえ、キルアと見に行くと

両腕が消えて叫んでる人とピエロみたいな人が笑いながら言った。

「人とぶつかったら謝らなきゃね?」

あの声・・・ヒソカ?

衝動的に私がもっと近くにいこうと思ったらキルアが

私の手を掴みながらその場を離れた。

「危ないだろ、あんなとこ・・・」

だいぶ離れたところで、

「ハラハラさせるなよな」

っていいながら言いながらキルアは服を額にこすりつけた。

『うん・・・、ごめん』

後ろを振り返すと、ヒソカの姿はもうなかった。
 
 

22. 勝負→←19. 銀髪の少年


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
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ヒソカのワックス

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もも水(プロフ) - luka♪feitan,kuroroさん» よかったです! 読んだらまたご連絡しますね♪ (2014年8月14日 14時) (レス) id: dab8882af7 (このIDを非表示/違反報告)
luka♪feitan,kuroro(プロフ) - もも水さん» もちろんです! (2014年8月14日 14時) (レス) id: 01ca4994e3 (このIDを非表示/違反報告)
もも水(プロフ) - luka♪feitan,kuroroさん» 復讐物…大好きです…。今度読んだらお話ししてくれますか?♪ (2014年8月13日 15時) (レス) id: dab8882af7 (このIDを非表示/違反報告)
luka♪feitan,kuroro(プロフ) - もも水さん» おおまかに言うと、復讐物、ですね。 (2014年8月13日 15時) (レス) id: b61734b73a (このIDを非表示/違反報告)
もも水(プロフ) - luka♪feitan,kuroroさん» あります!映画化もして漫画で読みたいなーって思ってたんですけど、お金がなくて…汗 どういった話なんですか?^^ (2014年8月13日 11時) (レス) id: dab8882af7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もも水. | 作成日時:2013年8月27日 2時

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