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1. 身長が低い女の子 ページ2

「ん、もう朝か・・・」

太陽の光が部屋に差し込み、朝だと告げる

チェックアウトして外に出ると、

一気に熱気が混ざった空気に包まれた。

ボクが炎天下の中、アジトに戻ろうと道を歩いているとき、

なにかがボクとぶつかった。

ぶつかった子は上着の帽子を深くかぶっていて顔が見えなかった。

『ご、ごめんなさい・・・』

「・・・あぁ」

ボクより身長が低い女の子は、後ろを振り向いた。

ボクもつられて前を見ると、

額に汗を浮かべた中年の男が、こちらに向かって走ってきていた。

『うわ。きた』

下にいる子から放たれた言葉を聞き、

おそらくあの男に追われているのだろう。

その男は、目の前で止まり、

いつの間にボクの後ろにいた女の子を睨みつけていた。

「おいおい、商品の物勝手に持ってかれるとこっちが困るんだよ!」

『く、果物の一個や二個どうにかしなさいよ!』

負けじと女の子も言い返す。

「一個や二個じゃねえ!五個盗んだろ!」

『っ、でも!』

言い返せなくなったのか、ボクの袖をキュッと掴む女の子。

これは助けろってゆう合図なのかな。

スっと顔を男に向けると、

「あ、なんだ?お前が払ってくれんのか?」

「ボクは関係ないよ◆」

後ろを向くとボクの後ろにいたはずの女の子は跡形もなく消えていて、

残されたのは、男とボク。

「ほら、払いな。2625円だ、ぐっ・・・」

「結構するんだね・・・でも、君の命よりは安いよね?」

男の首を掴み持ち上げると、男は泡を吹き出した。

周りからの非難の声が聞こえ、手を離すとその男はしばらくして立ち上がり走って逃げていった。

そんなことには目もくれず、ボクは女の子の足跡を見つめた。

3. 見慣れない景色→←プロローグ


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もも水(プロフ) - luka♪feitan,kuroroさん» よかったです! 読んだらまたご連絡しますね♪ (2014年8月14日 14時) (レス) id: dab8882af7 (このIDを非表示/違反報告)
luka♪feitan,kuroro(プロフ) - もも水さん» もちろんです! (2014年8月14日 14時) (レス) id: 01ca4994e3 (このIDを非表示/違反報告)
もも水(プロフ) - luka♪feitan,kuroroさん» 復讐物…大好きです…。今度読んだらお話ししてくれますか?♪ (2014年8月13日 15時) (レス) id: dab8882af7 (このIDを非表示/違反報告)
luka♪feitan,kuroro(プロフ) - もも水さん» おおまかに言うと、復讐物、ですね。 (2014年8月13日 15時) (レス) id: b61734b73a (このIDを非表示/違反報告)
もも水(プロフ) - luka♪feitan,kuroroさん» あります!映画化もして漫画で読みたいなーって思ってたんですけど、お金がなくて…汗 どういった話なんですか?^^ (2014年8月13日 11時) (レス) id: dab8882af7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もも水. | 作成日時:2013年8月27日 2時

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