ごじゅーろく。 ページ6
風磨さいど。
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はぁ。
もう朝か。
心を縛っていた紐などを全て外し
学校に行く支度をした。
心『んん……ふま、くん。』
風磨「先行ってるから」
久しぶりだな。
女をこんなに雑に扱ったの。
女遊びしてた時もこんなだった。
1日で捨ててたし。
……Aの存在ってそんなに大きかったんだ。
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学校についたのは1時間目の授業が始まった頃。
A、来てない……?
休み時間、勝利の所へ話を聞きに行った。
勝利「A、体調悪いらしくて……。
昨日まではそうでもなかったのに。」
風磨「昨日、家まで送っただけ?」
勝利「うん」
風磨「何か、詳しい事聞いてないの?」
勝利「それは、
健人先輩の方が知ってると思うよ」
風磨「そっか。ありがと」
何でこんなに気になるんだろ。
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健人「何かさー
体調悪い以外何も言わなくて。
じゃあ俺も休むって言ったら
1人にしてって言われた。
嫌われたのかnー泣「あー、ありがと」
健人「おい!
まだ話の途中だぞ!!!」
風磨「あー、ごめんごめん」
健人「てかお前もさー、
何だかんだ言ってAの事忘れらんねぇのな。」
風磨「……………仕方ねぇだろ。」
健人「まぁお前が本気で好きになった
奴だもんな」
風磨「……おぅ。」
男が苦手なAにも、
彼氏できちゃったのか……。
何この父親目線。
まぁ体調悪いなら仕方ないか。
来てもどうせ話せないし。
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作者名:菊池なみちん | 作成日時:2014年5月24日 20時