34話 ページ40
『おはよう。まーくん。』
私たちは付き合っていることを公表しようと決め、朝一緒に登校することに決めた。
東「・・・」
『ど、どうかな?』
東「すっごくかわいい。でも、他のやつにとられそう。」
『あ、ありがとう。あのね、まーくん。私、』
東「どうした?大丈夫か?」
『私ね、明智くんに、告白されたの。断ったんだけど、諦めてないからって、言われて。』
東「ふーん。まぁわたすきないけど。これからはそばでAのこと守るし。若林も、川崎たちも、長浜たちも、皆で仲良くしような。」
『まーくん・・・ありがとう。』
東「はい。手。」
差し出された手をつかみ、私たちは登校した。今まで接点がほぼなかった私たちが手を繋いでドアにたっている姿に、クラスメイトたちは驚いているようだ。
結「A!!メガネはずした?髪切った?メイクしてる?てかなんで東条と?!」
駒「いやいや、全然関わりなかったじゃん。嘘つくなって〜。」
江「付き合ってんの?どうなの?」
『あっ。えっと。』
東「付き合ってるよ。俺ら。ずっと前から。だからAには手出すなよ。」
楓「そうなの?A。」
『うん。黙っててごめんね。』
結「いやー。私の天使が、東条の天使に−!!」
駒「おいおい。東条。お前やりやがったな。」
東「はいはい。」
も「A!!どういうこと?若林じゃないの?」
む「いつから?ねぇいつから?」
いきなりすぎたのか、すごい質問攻めされる。
だが何となくだが、私たちを認めてくれているような気がした。
も「絶対若林かと思ってた!東条かよー。ざんねーん。」
東「おい!」
そういえば、優馬くん遅いなぁ。
優馬くんには、早く伝えたかったのに。
結「ねぇA!イメチェンしたんだね。どうして急に?」
楓「そうだよー。かわいいけど。」
『もっと、まーくんに好きになってもらえるようにと、自分を好きになるためかな。』
む「そっか。がんばれ。」
結「私のAがもっと天使になったよ。」
原「おはよー。皆−。」
田「席につけ−。って長門!ずいぶん感じ変わったな。」
も「きっしょ。今のセクハラでしょ。」
田「何でだよ!」
そんな会話は耳に入らない。
優馬くんが来てないのだ。
メッセージをおくっても既読にならないし。
私は優馬くんが来るのを、優馬くんの席を見ながら待っていた。
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なーこ(プロフ) - 本当ですね。ごめんなさい。気づいたところは直しました。小説を書くのは初めてで・・・確認もするようにしますね。 (2020年6月20日 16時) (レス) id: 9552c0e4b5 (このIDを非表示/違反報告)
真 - 時々書いてますが、傷つけるの正しくはき、きずつけるです。よく、きづつけると書いていますが誤字です。確認が必要だと思いますよ。 (2020年6月20日 15時) (レス) id: 5df54bbd17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なーこ | 作成日時:2020年6月11日 13時